監督:石井岳龍
主演:染谷将太、水野絵梨奈、渋川清彦、村上淳、綾野剛

もっともっとロックをかき鳴らして欲しかった。

bloodthirsty butchersの楽曲に乗せて、
モノクロの映像と、疾走感ある映像で魅せるロック映画。

butchersの音がま~格好良い!
ハウリングと、気持ちの良い歪が心をざわつかせる。

初めは何だか面白そうなことが起きそうでワクワクしていたが、
中盤以降はいつまでもウダウダしている主人公達に苛立ちを感じた。

南無阿弥(水野絵梨奈)とのゴチャゴチャしたやりとりはいらなかったなぁ。

石井監督といえば、「狂い咲きサンダーロード」がちらついてしまう。
あの破壊力を目の前にしてしまうと、この映画も凡作に思えてしまった。

ラストの銃撃戦はそれに少しだけ近い印象だったが、
ちょっと物足りなかった。

村上淳の演技が好きだ。
だるい感じで言う「タバコー」が良い。

以前の石井監督だったら、
この映画はこの程度のロックンロールでは済まなかったはずだ。

もっと弾けて欲しかったなぁ。