監督:大根仁
主演:佐藤健、神木隆之介、小松菜奈、山田孝之、染谷将太、リリー・フランキー
良い!
正直な所、漫画は読んでいない。
だからその比較は出来ないのだが、
映画として普通に面白かった。
演出が良い。
漫画を書くという、
とても地味な作業をプロジェクションマッピングなどを使った演出によって、
メリハリの有るエンターテインメントに消化していた。
キャストが良い。
主演の2人を始め、それぞれの役にハマったキャスティングの為、
一人ひとりの個性が尖っていて、物語を楽しむことが出来た。
小松菜奈が決して可愛くないのに、妖艶な魅力から可愛く見えてしまう魔力は恐れいった。
音楽が良い。
さすがサカナクション。
いつもの映画音楽とは違って、
聞いていて体が動き出しそうになった。
音楽だけで十分格好良い。
一番のお気に入りのシーンは、
新連載の掲載を決める会議のシーン。
映画的でありながら、とても自然で、かつスリリングで、
編集長の「あり」という言葉を引き出すため、
各編集班の班長が発するプレゼンも面白い。
こういうシーンはずっと見ていたくなる。
そして、ラスト。
エンドロールの演出が素晴らしい。
漫画の単行本にスタッフの名前が書かれていて、
本棚をカメラが横に移動する。
こういうナイスな演出に支えられ、
実に粋な映画に仕上がっている。
