監督:セバスチャン・シッパー
主演:ライア・コスタ、フレデリック・ラウ
もう途中からワンカットな気がしない。
という訳で、話題のヴィクトリアを見てまいりました。
全編140分ワンカットで撮影された奇跡を堪能しました。
すごかったねー。
でも、ちょいと長いかなぁ。
ワンカットならではの緊張感は特に前半に感じた。
後半はもうワンカットが当たり前の感覚になっているものの、
車での逃走、警察との攻防戦等、随所で緊張感のある映像が繰り広げられた。
しかし、要所要所で時間稼ぎ的なだるいシーンが幾つかあり(次の撮影の準備のためか?)、
そこがテンポを悪くしていた感はあった。
物語で言えば、とにかく主人公のヴィクトリアが軽率すぎて、
自業自得でしかなく、まったく共感はできない。
ヴィクトリアはちっともまともな女性じゃないのだ。
ただ、ヴィクトリア役のライア・コスタの演技は光っていた。
カメラワークでいえばブレはあるものの、
捉えるべきものはしっかりと押さえ、
煩わしさはなかった。
メイキングがあるのであれば是非見てみたいと思わせるような今回の挑戦。
恐ろしいほどの緊張感の中でやり遂げた製作陣には拍手を送りたい。
