監督:瀬々敬久
主演:佐藤浩市、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、滝藤賢一、永瀬正敏、吉岡秀隆、三浦友和、奥田瑛二、椎名桔平
人件費が半端ない。
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「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などで知られる横山秀夫の著作で、
2012年「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、
13年「このミステリーがすごい!」第1位など高い評価を得た警察小説「64(ロクヨン)」を映画化した2部作の前編。
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ということなんだけど、
とにかく人件費が半端ないんじゃなかってくらい。
キャストを使いまくっている。
ほんのチョイ役にも主役級の役者をあててくるから、
オールスターゲームを見ているようだった。
で、全員そのシーンに本気で挑んでるもんだから、
熱量がすごい。
で、内容はというと、
64の事件を追い続けるのかと思いきや、
警察組織に生きる男の息苦しい日常が描かれていた。
三上(佐藤浩市)の扱いを見ながら
「こんな組織なら辞めてしまえばよいのに」
「他にもたくさん仕事はあるのに」と、
官僚組織の居心地の悪さにため息が出た。
ただ、そんな息苦しさの中で、
三上は孤軍奮闘する。
三上の格好良い所は自分で責任を背負って、
部下に苦しい思いをさせないように必死に戦っているところだ。
これは反警察組織という気持ちの部分から来ているものだが、
にしても1人で背負いまくっている。
クライマックスの記者クラブとの対話シーンでは、
三上と諏訪(綾野剛)のやりとりが熱かった。
さて、前編ということなので最高に面白そうなところで終わる。
結構2時間はあっという間で、個人的にはとても楽しかった。
後編で頑張ってもらいたいが、
こういうのはだいたい前編が面白くて後編がつまんないものだ。
さて、64ロクヨンはいかがなものか。
