色々あったが無事高校を卒業する事が出来た。
体調が安定していなかったので、卒業後は家で静養する事にした。
4月に入ると熱が上がったり、下がったりしていた。
『また入院だな』
覚悟して診察へ
「肺炎おこしているので、直ぐに入院して下さい」
『やっぱり…今度は長くなりそうだ…】
入院して直ぐに抗生物質の点滴が始まった。様子を見に来た姉に「気をつけていたのに…何でこんな事になるの!?」
「頑張れ」
2人でボロボロ泣いた。入院する前にプレドニンを増やすと言っていたのに主治医から
「ピンクの薬飲まないで」
「プレドニンですか?」
不思議に思った。一番大切な薬なのに…主治医からの指示でプレドニンを止めた
できれば飲みたくない薬だったので、質問をしなかった。
2日後再開
『やっぱり飲むんだ…何で止めたんだ?』
そうは思ったものの主治医の指示に従った。
一度熱が出たものの他は変わりなし
『』思ったより早く退院できるかも…』
そう思った矢先、朝食後何かにむせた。咳が止まらず苦しい…酸素開始。
体内の酸素を検査する為動脈から採血するのが、凄く痛い。血圧も測定出来なくなってきた。感染予防の為個室へ。両親が呼ばれた
『そんなに悪いのかな?死んじゃうのかな?』
怖かった。話しを終えた親に
「何だって?」
「大丈夫だからこのままここで診て貰えるようにしたから」
『そんな事聞きたいんじゃない。今の状態が聞きたい』
内心そう思ったが、辛くて何も言えなかった。ただ、母の顔を見て
『かなり悪い…』
という事は分かった。
「部屋から出ては駄目」
トイレも部屋でしなくてはいけなかった。
プレドニン60㎎。肝臓も悪くなり物凄くダルい。24時間の点滴・酸素の管・閉めきった扉…精神的におかしくなってきた。付き添いしてくれた母や祖母に
「何で、こんな体に産んだ」
「何で、こんな思いしないといけないの?」
「可哀想って言うな!変わってくれないくせに」
一番言ってはいけない言葉。分かっていた…病気は、親のせいでも、私のせいでも無い。誰を責めてもどうにもならない…あの時は、余裕がなかった。思うようにならない体調に苛立ちだけが募った。家族は、そんな私に激を飛ばしながらも側に居てくれた。看護婦さんも冗談を言って笑わせくれた。不安で仕方なかった気持ちも少しずつ落ち着いて行った。たんぱく質が足りなくなりアルブミンを点滴したりしたが症状は落ち着き、大部屋に移動する事が出来た。
大部屋に移動してからは順調に回復して退院する事が出来た。
暫く自宅で静養した後運転免許を収得する為教習所に通う事になった。