「Made In Japan」という「ものづくり」にこだわりを持ち続けています | 株式会社マイクロブレイン スタッフブログ

「Made In Japan」という「ものづくり」にこだわりを持ち続けています

先月末にて当社は11回目の決算を終えました。
そして今月1日から12期目のスタートとなりました。


当社は、オフィシャルホームページでもご紹介しているとおり 「電子事業部門」と「IT事業部門」の2部門で会社を営んでおります。


普段はこのブログではIT事業部門の宣伝ばかりとなってしまっていますが、今日は電子事業部門に関係する話題を書きたいと思います。


株式会社マイクロブレイン スタッフブログ-基盤
当社のホームページで電子事業をご紹介しているのは「車載用電子機器を核にアプリケーションの開発から量産化のプロセスにおいて、総合的な技術力と迅速な対応でお応えしております。」となっています。
また「自動車用・産業用電子応用装置の受託開発並びに製造・販売」とご紹介しております。


とても分かりづらいですよね。

これはもともとご提供している事業があまり大きく公表できない関係もあり、少し分かりづらくなっています。
当社は自動車の電子制御機器のOEM開発と量産を受託している会社です。
OEMということは、OEM先に別の会社のお客様がいます。
その会社様とは、機密保持契約を締結している関係で、具体的に開発した製品を公表することができません。


ただ自動車用の電子制御の応用技術に至っては、この11年間で15製品程度、設計からデザイン考案・部品選定から開発・そして部品調達からアセンブリまで一手に引き受けて「部品」を「製品」に変えてそして「商品」にします。

基本的に開発だけは請け負っておりません。
やはり製品にしてそれを商品として、お客様が販売して利益を得て頂くところに「ものづくりの責任」を強く感じているからです。


開発やR&Dだけでは、会社の運営上も含めて様々な問題が出て参ります。


株式会社マイクロブレイン スタッフブログ-ETS
そして当社の「こだわり」としてはやはり「Made In Japan」というブラントを護り続けているということです。
今の時代、コスト削減により、海外へ生産移管が起きて、日本は製造の空洞化になりつつあります。
しかし、当社が所在する埼玉というところは登記上の企業の99%が中小企業であり、そのうち75%が社員10名以下の零細企業という統計が出ています。


当社も零細企業です。
しかし、この零細企業には昔ながらの「巧みの技術」が備わっており、日本のものづくりの基盤を支えたのもこの零細企業の技術者達であると思っています。
その「巧みの技術」を生かせば、まだまだ海外に劣るとも勝るとも言えないコストで生産は可能です。

その様な巧みの技術集団とコラボして、当社は「Made In Japan」という「ものづくり」にこだわりを持ち続けています。