ばぁば お孫ちゃんの
イヤイヤ をみて
ふっと 保育士をしていた頃を思い出しました。
小さな子どもたち・・
自分でできるようになってきたら
自分でやってみたいからがんばってしようとする
でも失敗もたくさんする
思うようにいかないから ご機嫌斜めにもなっちゃう
・・大人にとっては手がかかって大変な時期です・・
大人にとってはたいへんな時期だけれど・・
子どもたちは大人に守られていなければ
ちゃんと成長できない・・・
4歳の男の子 でした
保育士が自分をみている を確認してから
近くにいるお友だちをたたく 押す
泣きだしたのをみて逃げる
保育士につかまえられて
「どうしてお友達をたたいたの?」って尋ねられると
「悪い子だから」と男の子。
「たたいたら痛いでしょ しちゃだめよ」
ぎゅってひざに抱っこして叱られているその男の子
なぜか
ぎゅってしがみついてニコニコしているのです。
「なんでダメっていわれたのかな?」
「おこられたから」
「なんでおこられたの?」
「悪い子だから」
「なにいけないことしたの?」
「おこられたから」
・
・
「たたいちゃだめよ 痛いでしょ お友達 泣いちゃったよ」
「押したらだめよ こわいしびっくりしちゃうよ」
・
・
「ごめんねしようね」
・
・
ごめんねをするけれど・・繰り返すのです。
イヤイヤ期にやるようなことを
保育士の顔をみながらする
ぎゅってされて叱られたくてしている
そう感じとれるような状況でした。
甘えたくてしょうがない・・・か。
お母さんにお話ししました。
「抱っこしてお話する時間を少しでいいので作ってもらえませんか」
すると・・
下の子はかわいいんだけど
お兄ちゃんはかわいく思えない と。
お母さんも疲れ切っていたのでしょうか。
お母さんだってよほどのことがなければ なかなか言えないですよね。
こんなふうには・・。
その後 お引越しされて
男の子にもお母さんにも会うこと ありませんが・・
あの子はちゃんと身近なひとに守られていることを感じられたでしょうか・・。
お母さんもお父さんも
生まれたばかりの赤ちゃんにあったとき
かわいくて愛しくて 何があっても守ろうって思っている
ひとりでがんばりすぎてはいけない・・疲れちゃうから
親や 家族 友達 近所のおばあちゃん お話できる人 誰でも
ほっとできる時間をだれかからもらえるようにしないと です。
育児に自信のある人なんていませんよ
みんな悩みながらベビーちゃんと一緒に成長です。