余白部分が多いからといって
大胆に彫り進められる、というわけでは無いのが小難しいところ。
白く見えている部分は角刀を使って削っていますが
調子に乗ってどんどん彫ってしまうと
必要な部分まで削れてしまう場合があるのです!
図案ギリギリの所はキッチリとカッターで切り込みます。
そして全身全霊全集中力をそそいだ彫りの作業が終わると、
関門の一つ。
持ち手の作成に移ります。
木の板をノコでごりごり切るところからやってます。
はんこのサイズによって持ち手の大きさもさまざまですのでね。
その時その時、ご依頼の度に、ノコギリぎりぎりさせています。
この作業が最初の頃は不慣れで、大変でした。
いまだに大変です。非常に大変です。
そしてノコで切ったその板(持ち手)の表面を
ひたすらひたすら。
何度も何度も。
最低三種類の紙やすりを使って、時間の許す限りつるつるにする。
こうして時間をかけてひとつのものを完成させることは、
とても甲斐のある事です。
作業をすること自体も勿論好きですが、
完成したものをお渡しした時の、達成感たるや。
しあわせと感謝の気持ちでみちるわけです。
少しでも喜んで頂けるように、たくさん使って頂けるように。
今日も明日も、ちまちまちまちま、張り切って参りますよ!

