アルコール依存症は別名否認の病気といわれるそうです。
大抵の依存症者は自分の病気を認めないし、病院にも行きたがらない。問題を過小評価してしいます。
自分はまだ働いているから依存症ではない。
平日は我慢できるから依存症ではない。
コントロールできる時もたまにあるのだから依存症ではない。
1ヶ月断酒で来たのだから依存症ではない。
あの人よりひどくないからまだ大丈夫。
あらゆる屁理屈を考えてきます、笑。
ところが!
家族や友人にも否認は存在するのです。
あの人はただ飲み過ぎてしまうだけだ、誰にでもある事。
連続飲酒していないんだから依存症ではない。
今日は飲んでいないはずだ。
大丈夫だって思いたい心理からなんでしょうか。安心したいのかな。
依存症者の行動を都合よく解釈して問題を否認してしまう。
私もそうでした。
彼からアルコール問題を告白された時も
飲み過ぎてしまうだけでしょ、そんなの問題じゃないと思っていました。知識不足もありましたが、まさか依存症だなんて信じられなかったのです。
昨日の二日酔いも、もしかしたら飲みに行っていないかも?だって飲みに行ったらいつもする行動が昨日は無かった。だから私の勘違いで本当は飲みに行っていないのかも。
という無意識の思考が勝手に頭の中に出来ていました。
そんなわけない、笑。
行ってます、たぶん。
そう、否認って無意識なんですよね。
以前は否認をしている彼を見て自分の問題を見ないふりするなんて、なんて無責任なの?自分を守りたいだけなんじゃんと思っていましたが、本当は本人が気づいていないという方が正しいのかもしれません。気づいていて否定しているのではなく、本当に違うと思っている。
自分の否認に気付いたら、彼の否認する思考回路が少し理解できた気がします。
