前回の続き

ネットで見つけた減酒外来にさっそく電話してみた私。←こういう行動は早い

 
久里浜医療センターは日本で有数のアルコール専門病院です。が、その時はそんなことも知らず、久里浜か、東京からだったらギリ通えるな!くらいの感覚でしかありませんでした。
 
「ホームページ見て電話したんですけど、減酒外来の予約ってできますか!?」と、電話に出た方にいきなり尋ねてみると・・・
 
「ええ、予約できますよ。」
「外国人でも受診できますか?」
「日本語での診察でよければ大丈夫ですよ。」
「お酒を減らす治療をしてもらえるんですか?」
「詳しくは来ていただいて診察をしてからですが、医師の診断でその方に合った目標を決めて取り組んでいく流れとなります。」
「薬を処方してもらう事もできるんですか?」
「医師の診断によりますね。減酒外来は飲酒の記録をつけて患者さんが自分でお酒を減らしていくサポートをすることからまずは始めます。」
「わかりました。では、予約できる曜日と時間を教えて頂けますか?」
「平日の〇曜日と〇曜日となります。」
 
・・・がーん。
 
平日のみか。。。しかも、久里浜までは彼の家から1時間半。
 
会社休まないと行けないじゃん!
 
せっかく見えていた希望の光が消えかけてしまいました汗
平日の昼間に久里浜に通おうとすると往復3時間、診察時間を入れたら最低でも4時間は掛かってしまいます。お酒を止めるつもりはない!と言っている彼に、会社を休んで久里浜まで通院することを納得してもらう自信はありませんでした。。。しかも一度だけではなく月に一回は通院しなければいけません。
 
んーーー、これはハードルが高い。
 
結局、減酒外来のことは彼に提案できず振り出しに戻ってしまいました。
 
しかし、ハーム・リダクションという治療の取り組みが始まっているという事、アルコール専門病院に電話してみたこと、減酒というアプローチで彼を説得できるかもしれないという希望を得たことは大きな前進となり、その後の彼の治療につながっていったのでした。