アルコール依存症になるとどうなるのか?

 

身体の変化、精神の変化、生活の変化、人間関係の変化、仕事の変化、さまざまなことが起こってきます。

 
その中の一つでこだわりが強くなるという傾向があるそうです。
 
主にはお酒へのこだわりですね。
私の元彼にもなぜそこまでお酒にこだわるの?という面がありました。正確に言うと「お酒の人間関係へのこだわり」です。
 
彼はとても内向的な性格で、人付き合いが苦手でした。世の中の人の半分くらいは嫌い、と言い切ってましたから(笑)。自分からはあまり発言しませんし、一対一でしゃべる時もどこかオドオドしています。いわゆるコミ障ってやつですね。仲良くなると実は愉快で優しい人なんですけど。
 
ところが、そんなコミ障で内向的な彼のFacebookには友達が何百人もいるんです!どちらかというと社交的な私よりもずっとずっと多い。不思議ですよね。その謎は付き合ってすぐに解けました。
 
彼の友達はほとんど飲み友達だったのです。
 
彼は基本的に一人で飲みに行きます。行きつけのバーが何十件とあり(有名な飲み屋街です)、そこで友達を作ってFBの友達申請をするというのがお決まりのパターンだったのです。
彼は堅い仕事をしていますし学歴も高いです。でも彼の友達のほとんどは夜の世界の人たち、昼間働いていたら会う事のない人たちです。少しアンバランスな印象でした。私はそれ自体は何とも思っていなくて、むしろ面白い友達がいていいな、紹介してもらいたいなと思っていました。
 
しかし、問題は彼のその仲間へのこだわりでした。
 
バーの飲み仲間、その飲み屋街へのこだわりがちょっと異常なんです。普通だったら学生時代の友達も、仕事の友達も、飲み友達も、それほど分けて考えることは無いと思います。しかし、彼にとっては飲み友達がすべてなのです。
 
仕事をしてお金を稼ぐのも、休日の予定を調整するのも、買い物を我慢してお金をセーブするのも、すべてバーに飲みに行く為なのです。あそこが人生のすべてだ、飲み友達以外とは距離を感じると言っていました。その為なら、狭い部屋に住むことも、離脱症状で苦しむことも、他に遊びに行けなくなることも我慢する。(実際に私はそれが原因で振られましたからね。。。)
 
そこまでいくと、さすがにちょっとおかしいんじゃないの?と言いたくなります(笑)
これがアルコール依存症から来るこだわりなんだと思います。
 
彼の場合はお酒そのものというより、お酒の仲間、お酒を飲む場所=自分を唯一解放できる場所でした。お酒の力を借りれば内向的な自分が社交的になりどんどん友達を作れる。そこにはまっていってしまったのだと思います。
 
お酒を飲んで仲良くなること自体は悪いことではありません。ただ、それが身体的、精神的な病気になってしまったら話は別です。
そして依存症になればなるほどこだわりはどんどん強くなっていってしまうのです。
 
芸の為なら女房も泣かす~♪という歌もありますが(笑)まさにそんな感じ!何を犠牲しても守りたいものになってしまいます。なんだか悲しいですね。