続き早よ書こうわい。ちなみに、今回の記事で少しでもメルセデスに興味を持った方は、「My Mercedes」http://www.mercedes-benz.jp/member/ に会員登録しているといろんな案内が来るからね。本当は東京、大阪にあるconnectionに行って会員登録するのがいいんだけど、みんなが行けるわけじゃないもんね。今夏またやるそうよ。是非参加してみてね。


 田舎で金曜日17時まで仕事して、同行者ピックアップして、土曜の朝8時に愛知の豊橋駅前に集合してツアーに参加するのは、都会の人にはわからんじゃろうけど、かなり厳しいんよ。何回も旅程練り直したわ。それ書いても1コーナー使うくらいよ。今回はその辺早送りして、バスに乗って移動くらいのところから書きます。


 愛知の豊橋といえば、早くから「構造改革特区」を超越して広域で「地域再生計画」の「国際自動車産業交流都市計画」を進行中、TOPはご存知方言丸出しの河村・名古屋市長(結構好き)、大村・県知事じゃし、トヨタはもちろん、スズキ他の大企業のお膝元だからね。そりゃ他県じゃ到底真似できんわい。日本のほぼ中央ということもあっての三河港は製品を運ぶコンテナ船や穀物等の運搬船(バルクキャリアー)も、自動車専用運搬船(PCC)もここを拠点に輸出入をしている。正に日本と世界を結ぶ多目的港。いろいろな大型商業運搬船が集まるのはここしかないと思うよ。世界からの輸入車の6割がここから日本各地に届けられているそうだ。

 大きな豊橋造船のゴライアスクレーンも見えたし、大型船の離・接岸の時に助ける大型のタグボートもあったりして、港だけ観光しても面白そう。


 その一角に新車整備センターはあります。この施設は海外8カ国10工場で生産された車体が約1.5ヶ月かけてPCCで輸送されて来るそうです。鉄粉とってたAクラスのガラス窓にはルーマニアのシールがあったね。この施設の役割は、品質検査と日本仕様に整備し検査証を取り陸運局に届出すること(つまりナンバーを付けることができる)

 メルセデスがなんで高いのか、この施設を見ると納得すると思う。それくらい品質検査を徹底している。俺も工場経験者なんで、設備、治具類、エアーホースなんかもよく見たんだけどね、流石によく整理されていたね。挨拶もしてくれたりして。

 各自動車メーカーにも同じような施設は必ずある(お隣はVW)けど、それを一般見学させるのは余程のQualityに自信があるってことなんよね。


 本場ヨーロッパでもメルセデスは高級車の代名詞、希望者は長期のバカンスを利用して、シュツットガルト本社・工場でデリバリーするらしい。ヨーロッパ人らしい粋な計らい。納車も初ドライブもきっと家族の記憶に残るよね。遅ればせならが、日本でもこれができるようになった。ここ(豊橋)でできるんです!蒲郡 は昔からの温泉地だったり、ハマグリくらいの大アサリも有名。納車と同時に古今の豊橋地区を堪能するのも、ええんじゃないかね。

 近くに国産車の巨大なモータープールがあるんだけど、少し考えさせられるね。