人の好みは正に十人十色。Blogもその通りじゃの。個人的には、有名人のオフィシャルブログよりも一般人のBlogの方が数段、面白いね。


 今日、骨董屋に行ってきました。気に入った大皿があったので、購入しました。それは、実際に使っていたお皿で表面には多くの傷があり、割れたのだろう。金継ぎしてある。1枚ものでセットになっていない。その時点で興味のない人は、それ以上の選択肢はなくなる。

 骨董屋が面白いのは、通常一品との出会いは一期一会。それまでの自分の知識、経験で作品の興味が変わる。


 骨董に限らず古いものが好きな人は、名も無い作者だけど、なんか、色が好き、柄には何かの意味がある。金継ぎしてあるということは、割れても捨てなかったということ、つまり大事にされていたもの。これが似合いそうだから、うちの家ではこういう風に使おうとか。色々考える。


 今日購入したこの大皿。皆さんいかがでしょうか。


柄は「鯉の滝昇り」。控えめながら、荒々しい滝を登ろうと挑む鯉の意思。読み取れません?古き良き日本の美が一枚に詰まってませんか?ちなみに意味は、http://www.musyae.com/originkoinotakinobori.html を参照。

それが一回割れて(挫折して)、捨てず(諦めず)に、再度1枚(挑むこと)にした。これ以上の縁起ものないじゃろ?


 そう思って、購入したんよね。皆ならこれにいくら付ける?