おはようございます。
眠いのに眠らないあたしです。
4月28日(月)晴れ。
AM5時起床。
タクシーを呼んだ。
5:50。
産婦人科到着。
全裸になり、手術着に着替えた。
6:00。
点滴開始。
NST開始。
そして腹・背中・陰部の剃毛。
「あの、手術は何時からですか??」
「え~っとね、午前の診療が始まる前に
終わらせる形ね。」
時計は6:30。
点滴もう一本追加。
「おはよう~」
院長だ。
「おはようございます!!」
「元気そうだね。よかった②~
いいお産になるから大丈夫だよ~
心配いらんからね~」
「は、はい。。宜しくお願いします!!」
そして私は隣の手術室へ運ばれた。
全身消毒される。
7:00。
「おはようございます」
〝え??誰??〟
恐る恐る声がした方へ目をやる。
〝げ!!!院長の娘!!!!!!
てかなんで手術着着てるん?!?!?!〟
どうやらあたしは院長親子に開腹されるようだ。。。
友人の話によると、おじいちゃん先生と
院長でやるからと聞いていた。
イコール、
まさか?
ん??
え??
あたしモルモット?!?!?!??!
体を横にされ、大きいお腹なのに小さく丸まれと。。
看護師さんに頭と腰をグニっと押さえられた。
く、苦しい・・・・
息がしずらい・・・
お腹の子がつぶされそう・・・。
「はい、じゃー麻酔しますね~」
腰椎麻酔。
針は背骨あたりに刺さった。
「う。。。」
だんだん足がしびれだす。
「これ痛いですか??」
「いや痛くはないんですけど・・」
「じゃあこれはどうですか??」
「バカモン!!そんなことちんたらやってりゃ~
痛くなくても痛く感じてくるに決まってるだろ!!
早くやれ!!」
「は、はい!!」
〝あの・・・全身麻酔でないから声聞こえてるけど。。。
やっぱりはじめてのオペか。。。〟
こんな会話をきいてしまったため
心拍があがった。
バクバクバクバク・・・・
こ、怖い。。
「じゃあ切る準備できてるから
よかったらいいよっていってね。
そしたらはじめるからね~」
「はじめてください。
てか先生。なんとなく痛いよ。。。
もう切ってるでしょ??」
「違うよ。触ってるだけ。
麻酔で少しにぶるから痛く感じてるだけで
痛くないはずだよ。考えすぎね~」
あたし、手術は盲腸したことあって
その時パニック起こしたから
今回は冷静に落ち着かせて挑んだ。
それでいてこんだけ感じる。。。
勘違いなんかじゃない。
「先生、痛いよ。。」
看護師がたくさん見てる。
ざっと5人はいる。
「血圧90の65です」
「○○○に変えて!!
いいかい○○○さん、
痛くないからね、勘違いだからね
血圧も正常だ。」
なぜ看護師や先生焦ってるの??
「ほらバカモン!!自分の目で確認しろ!!
これはどうなんだ?!?!?!」
「はい!!これは大丈夫です・・だと思います。。」
だと思うってなんだよこの女!!!!
〝全身麻酔ならいいけど
聴こえてるんだから
もっと自信もってやれよくそったれ!!!〟
「ほら早くやれ!!そんなことやっても
しょうがないだろ!!」
「はい!!」
「○○○さん~先生とお話しようね~
今日は何できたんだい?!」
先生、、、紛らわそうとしてるのバレバレ。。
息あがってるし。。
「タクシーです」
「そうか~昨日は眠れたかい??」
「あまり眠れなかったよ」
「ほれ、早くしろ!!
大丈夫だからね~安心するんだよ~」
「・・・。うん。。。」
こんな話し声聴こえてて安心なんて
できるかボケ!!!!
「はい赤ちゃんだす準備できたから
いいよっていってくれたらだすよ~」
「お願いします!!」
麻酔は完全には効いていなかった。
この麻酔は、痛みは感じないが
触られてる感触はある。
グイグイ引っ張られてる。。
「じゃあだすよ~
ほれ、これどうするんだ?!?!?!
自分でやれ!!」
「はい!!」
「フゲッ!!」
一瞬小さく泣き声が聴こえた!!
「はい早くだせ!!ほらなにやってるんだ!!」
院長はあたしのお腹を胸下あたりから
グングン押している。
「はい!!」
「バカモン!!これをやれ!!ほらいくぞ!!」
看護師の一人があたしの手に手を添えてくれた。
思わずつかんだ。
その瞬間!!
「フゲ~フンゲ~!!」
あたしの目の前に血だらけの息子が
産声を上げて持ち上げられている!!
「ほ~れ○○○さんみてるか?!
元気な赤ちゃんだぞ!!
ちゃんと確認しろよ~」
なみだがでた。
声が出なかった。
やっと会えたんだ。
3人の看護師に囲まれ
息子は羊水を吸いだされている。
目が離せない。
泣いてる。。
よかった。
無事でよかった。。
またなみだがあふれて息子が滲む。。
4月28日(月)AM7:47
身長48.2センチ、体重3274グラムの
男の子誕生。
「ちゃんとみれたか??」
「はい、みました。」
「今もう縫ってるからね。
可愛かっただろ??」
「はい、可愛いです。」
息子は体を拭かれ、
いろいろ計ってもらっている。
「お母さん、ちょっと身長測ってきますので
赤ちゃん移動させますね。」
いっちゃうの・・・?
なんだか緊張がとけた。
ホッとしすぎて力が抜けた。
ん??
あたしめちゃくちゃ体揺れてる・・・。
い、痛い・・・!!!!
「先生・・・い、痛いです・・・。」
「大丈夫だよ痛くない。
感覚があるだけだから気にしすぎだ~」
「いや痛いです・・・。
や、やめて・・・痛い・・痛い・・・」
「○○は大丈夫か?!?!?
これは確認したのか?!?!?!?!
自分でちゃんと見ろ!!!!」
「はい、みました!!だいじょうぶです!!
だ、大丈夫??大丈夫です・・。」
なんなんだよ娘!!
なんで自信なさげな発言なの?!?!?!?
それでも医者か!!!!!
痛みのあまり意識が遠のく。
「血圧80の30です」
80の30ってひく過ぎない??
あたし死んじゃうのかな・・・
痛い。。
早くして。
もうだめ。。。
体がぐったりしてきて
力も入らない。
看護師さんがまた手を置いてくれた。
思わず力ずくで握った。
きっと痛かったろう。。
「先生・・痛い。。。やだ、痛い。。」
「もう少しだよ~本当に痛がりだな~」
痛がりじゃなくて本当に痛いんだよ。
「みんな確認しろ!!
早く写真をとれ!!
早く終わらせてやれ!!」
終わらせてやれってやっぱ痛みがあるの
わかってるんじゃん。。。
あたしの子宮内部や臓器を写真に
おさめている。
そんなんどうでもいい。
痛いから早くして!!!!
「あと少しだぞ~」
麻酔が切れ始めている。
縫う針が刺さる感触がある。
痛い。
もう無理。
諦めたい。。
痛くて力が入っていたが、
もう耐えられずに力が抜ける。。
これ諦めたら完全にあたし死ぬ。
息子。
そうだ、あたし息子を無事に出産する為に
手術したんだ。
諦めたらあの子一人ぼっちになっちゃう。
また看護師の手を力ずくで握った。
〝早くおわって!!あと少し耐えるから
早くして!!〟
そして20分後あたしは体を拭かれ
着替えさせられ、病室へ運ばれた。
新生児室前を通った。
「見えるかぁ??立派な睾丸だろ(爆)」
「うん、立派(笑)」
息子は念のため保育器に入れられている。
中でゴニョゴニョ元気よく動いていた。
可愛い。
部屋に着くと親戚のおばさんと母上がいた。
「お世話になりました。
ありがとうございました。」
病室についたのが
大体8:30。
麻酔で足がジンジンする。
院長がきた。
「赤ちゃん連れてきてやろうか??」
「本当に??」
「おう。いいぞ。」
息子がきた。
スヤスヤ眠っている。
「30分くらいおいてやるよ。
可愛がってやれ。
母乳でるならあげればいい。」
「本当に??って先生、痛くて動けないよ。。」
「手術、俺がやればあんなに
時間かからなかったんだ。
でも俺も教えなきゃならないからね。。。」
「やっぱりね。
だって友達すごい早かったっていってたもん。
でも仕方ないか。。」
「じゃああとで赤ちゃん迎えに来るから
それまで一緒にねてなさい。」
息子と二人きり。
もう手をチュパチュパすっている。
穴があくほど見た。
今のところ子父にどこ一つ似てない。
よかった=3
またなみだが溢れた。
有難う、あたしのところにきてくれて。
よく頑張ったね。
嫌な話をたくさん聞かせてしまってごめん。
心配いらないよ、ちゃんと守ってあげるからね。
この子だけは何があっても
守ろうと思った。
すごい幸せ。
今まで生きてきた中で
一番の幸せ。
有難う。
恩返ししなきゃ。
泣き顔は見せないように
笑って暮らそう。
心配いらないよ、
ママ頑張るからね。
不思議と子父に対してのイライラが減った。
この子のために出来ることを
すべてやるんだ。