みなさん、こんにちは
北海道のまんなか 旭川 『太陽の郷』にて
北タイ古式療法トークセンをおとどけするみこと迦です
北海道をとびだしたみこと迦の
【旅は道連れと言いますね】
うっかり長野・戸隠五社参り編
はじまりはじまり。
地図を片手にリュックを背負って、
宿から最寄りの「中社」から参拝スタート。
昨夜のうちに期せずして拝んだ「三本杉」があるお社で、
巨大な三本の杉が鳥居を囲んでいる様は
なにかの「陣」のよう。
意味はわからぬが・・・
(三本目撮り忘れ)
参拝し始めたとたん、
晴れ間から雨粒がぱらぱら落ちる。
「?」
「こんなに晴れてるのに、どこから雨が?」
同じく参拝していた女性と思わず言葉を交わす。
「あ、滝がある」
「五社参りですか?」
「はい、また会うかもしれませんね」
「お気をつけて!」
ー その数分後。
女性が戻ってきて(!)
「(え、早っ( ̄□ ̄;)!?)」
そして社務所でこう尋ねるではありませんか。
「すみません、このあたりで接骨院はありませんか?連れが転んで怪我をして・・・」
「・・・( ̄□ ̄;)!」
この辺りには接骨院はない、あるとしても土曜日だからやっているかわからない。市内まで降りるか、降りたとしても土曜日だから・・・
ではどうしよう、というやり取りを傍で聞いていたらもうなんだか声をあげるしかないような気がしてしまい。
なんの因果か居合わせたわたしはセラピスト。
「すみません・・・助けになるかどうかは分からないのですが、わたしにできることがあれば・・・」
と言ってしまったみこと迦。
Σ( ̄ロ ̄lll)
(あくまでも託す場所が見つかるまでという前提で応急的な何かができるかもしれない できないかもしれないけどでもなんか手が勝手にあがってしまってあれ困ったな名乗りでちゃったよあははウケるな大丈夫か自分)
ヾ(´▽`*)ゝ
うん、できることを、するだけ。
ι(`ロ´)ノ!
怪我をされた方のもとへ行く道すがら
怪しいものではありませんと自己紹介をし(怪しい)、見てみなければわかりませんがと前置きし(ヘタレ)、
どこからの旅行か、いつ怪我をしたのかなど背景を伺ったりして
女性「富山から来ました」
み「え、富山!わたしのルーツです行きたいと思ってたところです!」
母方と父方の半分が富山の血でうんぬんと熱く語ると「そうだったんですね!ご縁ですね!」と一気に縮まる距離。
よかった。
突然セラピーに親近感は大事だ。
怪我をした方も同じく富山。
どうも初めて会った気がしない二人組。
うーむ、
これは行くしかないな、富山。
そしてお怪我をされた方の状態を確認。
炎症、腫れ。痛がる様子は通常値を出ている。
歩けていたからには骨折ではないかもしれない、骨折だとしても、ヒビか。
検査しないとわからない。
いまできることは
時間をかけず、怪我をした箇所以外の可動域を最低限確保することだけ、と判断。
手技を行う間、診てもらえる場所を検索してもらい、方針をたてる。
怪我をした方は市内へおりて治療を受け、
もうひとりは五社参りを続け、二人分お祈りする。生年月日や挨拶、小銭の有無を事細かに打ち合わせるさまは「お参り」に対する本気度が滲みでていて圧倒されると同時に・・・
みこと迦に道連れができた瞬間でした。
これは、
ご縁ですね。
旅は道連れ、世は情け。
袖振り合うも多生の縁。
はじめてだけどはじめての気がしない人と場所で不思議なお参り道中のはじまりです。
お怪我をされた方にはお気の毒な事件でしたが、得がたい出逢いのきっかけをいただきました。
ありがとうございます。
これからどんな一日になるのか?
ワクワクして止まらないみこと迦なのでした。
【旅は道連れと言いますね】
うっかり長野・戸隠五社参り編
おしまい。
つづく。
トークセンみこと迦のブログを最後までお読みいただきありがとうございます。