美容師の地位を上げてみせる? | マレーア・レナータSYSTEMで髪質改善&艶感アップ!

美容師の地位を上げてみせる?

容師のチカラを見せてやる!
美容師の地位を上げてみせる!
・・と、意気ごんでいるひとが、います。

いわく、世間的に、まだまだ美容師のステイタスが低く見られがちなのを、改革したいのだとか...

実際のところ、世間がどう思ってるのか?はわかりませんが、僕は、「別にどうでもいいのにねぇ」・・と感じてしまうわけです。
そう思うのは、僕が美容師ではないからかもしれませんが...

確かに現実に、美容業界に限らず、職業や会社、役職等にステイタス感を感じたり、ひとを評価するときに、そうした職業的な「地位」的にランク付けをして、変にひとを区別したがる人間って多いですからね..,

‥こうした連中のランク付け的には、確かに、美容師って低く見られがちなのかもしれません。
もちろん、そこに携わる僕らも当然、地位の低い人間だと思われていることでしょう。

でもね。やっぱり、どう考えても、僕には、「そんなのどうでもいいんじゃない?」としか思えないのです。

例えば、団塊の世代までの年齢のひと、つまりは60代後半より上の年齢のひとに顕著なように感じるのですが、よく、ひとを評価するときに、そのひとの勤務先と最終的な役職とかを非常に重要視するひとがいます。

彼は、あの一部上場企業で重役をしてるエラいひとなんだよ!ってなぐあいに..

そしてそれは、既に退職をしてしまっていても、そこが唯一無二の自分自身を誇れる拠り所であったり、相手を敬ったり蔑んだりして「評価する」際の基準であったりするわけです。

こうした連中と関わっていると、僕など、非常にメンドクサくなって、逆に哀れに感じてしまうのですが、そうした連中に、変に洗脳されている団塊の世代よりも下の世代のひとも少なくありません...

まぁ、もっとも僕は、逆にこうしたことにステイタスをもつ連中を蔑んで評価してしまう悪癖があります。
逆もまた然りですから、ある意味僕も、こういう世間に洗脳されている‥ともいえるのでしょうけど。

でもね。変にステイタスの向上ににこだわる美容師さんに言いたいのですが、まず、無理ですよ。

ひとは、長い間かけて培って来た思想を、そうカンタンには変えることはできないのです。
まして、こうして職業的偏見でひとを蔑む奴らって、もちろん、自分はそこには属してないわけですから...

ほっときましょうヨ♪

美容師のチカラを見せたいのならば、自分の店に来てくださるお客さまに感激して頂けるように、一生懸命接することが一番です!
そして、多くのひとに来店して頂けるようになれば、そこには、大きな感動が日々広がって、、

そうなったときにこそ、あなたの「美容師の地位を上げてみせる!」・・という野望は、勝手に達成されていくのです。

自分を救ってくれたひと。
自分を感激させてくれたひと。
自分をキレイにしてくれたひとを、ひとはゼッタイに蔑んだり、低いステイタスの人間とは捉えないものです。

そう。「欲望」は、固執し過ぎたら遠ざかるものであって、過程に純粋に向き合えて、手放せたときに、勝手に達成される性質のものなのです...

「チカラを見せたい!」という欲望もまた、同じことなのですから...


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荒井克博


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