突然ですが、方言ブログを書こうかと。ほら良く言うじゃないですか、女子が喋る博多弁ってカワイイとか。
実は、私はネイティブ博多弁話者ではありません。ネイティブ福岡弁話者です。なので標題に偽りあり。でも、福岡市民以外の人は、その違いはまったく気にしていないというか、なにそれ?違うの?という感じなので、本当は福岡弁だけど、知名度の高い博多弁で通します。そのあたり、バリバリネイティブの博多弁の方、スルーお願いします。
でも、方言って基本、口語、話し言葉なんですね。こうやって文章を書くと、方言が出にくい。😓。うーむ。ガンバルのだ。えーっと一度しゃべってからそれを書くのだ。
「去年は12月頭までぬくかったけど、さすがに年末年始は寒かね。」
ここで色々問題が。ムリに博多弁使おうとするとドラマなどで良くなっているように凄く不自然になるので、普通に喋るのだ。それを書こうとすると、うまく変換できません。でもそこは我らがATOK。「表現モード」に「話し言葉九州」という選択肢があるのだ。さすが純国産IME。
これで終わろうと思ったけど、さすがに、今回方言たったの一行では少なすぎかな。
では、小さなネタを。完了形は英語にはあって日本語にはないと言われますが、ありますよ、という話。
朝起きて、初めて外を見たら、天から雪がシンシンと降ってきている。今から積もるかも?
それを見たら 「おおっ、雪の降りよう」 これは進行形。
では、「太郞を眠らせ、太郞の屋根に雪降り積む」※と寝ている間にシンシンと降って、知らない間に降り積もり、そのまま雪がやんだ時には?
朝起きて、初めて外を見たら、雪が積もりに積もっている。いまは雪は止(や)んでいる。
それを見たら、「おおっ、雪の降っとう」 これが完了形。
夫が仕事から帰ってきて、妻がお風呂の状況を夫に伝える時。
「お風呂沸きようけん」 これはお湯溜め中で、まだ途中なので入れない。少し待ったらお風呂入れるようになりますという意味。
「お風呂沸いとうけん」 これはお湯溜めが終り、すぐ入れる状態。お風呂の準備できてますからすぐ入れますという意味。
便利ですね~方言。
さて、この企画。いつまで続くか? 三日坊主か。全文方言は可能か? さてはてどうなるか?
今日はここまで。ばいばいっ
脚注:※出典は 三好達治の詩「雪」から。気に入った人はググってみて。