こんにちは。
最近、
朝と夕方になると空気の匂いが変わって
秋だなぁとしみじみ感じるのが
とてつもなく幸せなわたしです
「食べものを工場でつくる時代」に大切なこと
お天道さまのご機嫌を
うかがうのではなく
自分たちで安定的に食べものを作る
という目的の技術は
これからも進む気がしています。
お肉は動物細胞から培養して
研究室のような工場で生産する
野菜は土との縁を切って
人工的な電気の光で育てる
そんな世界がもしかしたら近いうち
来るのかもしれません。
もちろん、それを食べるか食べないか
選ぶか選ばないかという自由は
認められると思うのですが
どんな世界になったとしても
食べものは生きものである
という視点は忘れずにいることが
大切だと感じます。
なぜなら
食べものを「モノ」だととらえてしまうと
わたしたち自身も無意識に
自分たちの身体を「モノ」だと
とらえてしまうことになるからです。
食べたものは、身体のなかに入ると
小さくなって細かくなって
わたしたちの身体に溶けこみます。
「わたし」という存在の
一部になるわけです。
つまり、わたしという人間は
昨日夜ごはんに食べたお米であり
お味噌汁でもあり
たまご焼きでもあるわけです。
そしてそれらはすべて
「生きものの一部」だったからこそ
わたしの血肉となってくれている。
ですが
「モノ」が身体の一部になるということは
自分は「モノ」であるということ。
果たしてそれは「生きてる」と
言えるのだろうか、、と思うのです。
友だちと一緒に焼肉へ
大切に味わいました
どんなに技術が発展しても
どれだけ新しい食べものが生まれても
変わらず分かっていたいことは
食べものとは
モノではなく生きものだ
ということ。
「いただきます」
「ごちそうさま」という言葉に
どんな想いが込められているのか
改めて考え直せたらいいなと思います。
これから先も
地球とわたしと大事なひとと
しあわせにわらって過ごせたら。
ではまた♪
こもれび ゆら