今日は職場で、外部の講師を呼んで一日研修でした。
テーマは、ずばり、戦略的思考と論理的思考の強化。

普通なら10時間かける研修をその半分くらいの時間でやってもらったので、駆け足駆け足(笑)。

Keyとなるポイントを忘れないうちにまとめておこうっと。

1.体系的にとらえる思考法:MECE(ミッシー)
フレームワークやロジックツリーは聞いたことあったけど、その前にやるべき思考の概念があったとは!それは、MECE(Mutually Exclusive Collectively Exhaustive).

①まず目的を確認(全体を見てから、部分に取り掛からないと、道筋が見えなくなる)。
②目的を定めたら、まずミッシー。目的を達成するための手段・フレームワーク(枠組み)をミッシー(全体を把握して、モレやダブりがない状態)で考える。
③ロジックツリーで情報を整理する。
④プライオリティ(優先順位)をつける。

この思考プロセスは、事業戦略だけじゃなく、日々の業務の優先順位づけにも使える思考法だそうなので、ぜひ訓練して取り入れていきたい。

2.説得する思考法:プレゼンという説得術
プレゼンの基本的な目的は、自分の話す内容を相手に説得して賛同・納得してもらうこと。
話すポイントを3つ前後にまとめる。
主張・論拠・データの三角ロジックとピラミッドストラクチャーで、プレゼンするとまとまる。
一人5分間のプレゼンを実習でやったけど、私がテーマに選んだ「モノの断捨離のすすめ」は、結構好評だった笑。

3.戦略と戦術:自分の、そして組織のコアコンピタンスは何か。
『ミルク(製品や部品)は売っても、牛(コアコンピタンス)を売るな』とは、上手い表現。組織内でコアコンピタンスを認知・周知して、それを強化し守っていかないと、競合にそのコンピタンスを持っていかれることもある。

4.戦略分析:SWOT分析、クロスSWOT分析
これもよく聞く分析手法だけど、いざ実習で具体的に考えてみると、なかなか難しい。自分たちでは変えられない外部要因(社外分析+PEST分析)と自分たちで変えていける内部要因(強みと弱み)に、どう優先順位をつけて取り組むか。政府系機関だから、なんとなくビジネスの感覚がみんな欠けている(?)感は自分も含めいなめないけど、現状分析して、組織の事業戦略を立て直していくには、SWOT分析で根拠立てて理論的に話し合うことを今後していかないとね。。。

なんだか、急に寒くなって、頭痛が出てきたので、大事を取って今日はこんなところで。

明日は、卒論に向けてテーマの絞り込みしないと。あと、授業の予習か。。。