中学校部活改革案で思うこと | 実こころ

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最近、来年度以降の「中学校部活改革案」の話題を良く耳にします。中学校の先生の負担を減らすために部活を外部に託すという案です。確かに今の中学校の先生は「ブラック」と言われるぐらい負担が大きいです。私も分担できるところは分けた方が良いと思っています。

 

特に部活においては平日だけでなく土日祝関係なく部活がある学校が殆どです。先生方も家に帰れば家族がいます。子育てもあるでしょう。料理、掃除、洗濯などの家事が毎日あります。高齢の親の面倒を見ている先生もいる事でしょう。このような中で仕事と家庭の両立は本当に大変だと感じます。

 

なので先生の負担を減らす改革案は大賛成です。

ただし、心配なこともあります。

もし外部のスポーツ団や専門のコーチが先生に代わって部活を行った場合「成果にこだわらないか?」ということです。

勝つこと、優勝することに重点を置きすぎると、過度な練習や結果重視の人選、保護者の負担などが増え本来の部活のありかたと違ってしまい怖いです。

 

もちろん、勝つためにみんなで頑張ることは大事です。

でも中学校の主なのは勉強やその他の生活であって、そこに影響するような部活の活動量にならないように配慮していただきたいなって思います。我が子はこの夏で部活を引退しますが、今後先生や生徒たちにとって良い環境で部活が出来ることを期待しています。