乾燥しているこの時期、全身がかゆくなりがちですね。
乾燥によってうるおいバリア機能が低下した肌は、ちょっとした刺激にもかゆみを感じてしまうため、かいてしまいます。
かいた時に出てくる「気持ちよさ」 ついついかきむしってしまいます。
~しかし、これがかゆみを増幅してしまいます~
かいた直後は一瞬かゆみが治まりますが、実は肌をかくとかゆみ物質が放出されて、さらにかゆみを感じるようになります。
まずは乾燥させないように気をつけるのが大事
(入浴時)
ゴシゴシ洗いでなく泡でなでるようにあらう
長湯はしない
保湿効果のある入浴剤を使用する
(入浴後)
乾燥肌のかゆみ対策には、保湿剤を塗って皮膚の乾燥を防ぐことが基本です。保湿剤を塗ると、皮膚の表面に人工的な膜がつくられ、皮膚から逃げる水分を防ぐことで皮膚に潤いを与えます。
保湿剤は、病院で処方してもらうこともできますし、ドラッグストアなどで市販もされています。
かゆいときは
・かゆみを抑える抗ヒスタミン剤を服用する。
かゆみ物質・ヒスタミンの分泌を抑制する抗ヒスタミン剤は、比較的
即効性が期待できます。かく前に塗ってください。
・冷たいおしぼり、保冷剤などをかゆい部分にあてる。
皮膚の温度が下がると神経の興奮が鎮まり、かゆみを抑えること
ができるそうです。
とにかく「かかないこと」のようですね。