「武器で平和は作れない」
アフガニスタンで命を絶たれた中村医師と11月に来日されたフランシスコ教皇が訴えてきた言葉です。
今回、中村医師の訃報を聞いて日本だけでなく多くのアフガニスタンの方達が哀悼のメッセージを伝えていた。
「ナカムラさんは30年以上もアフガニスタンのために尽くしてくれて、私たちにとってとても重要で、英雄のような存在だ。彼のような人が現れることを期待している。天国でゆっくりしてほしい」
「ナカムラさんは私たちにとって家族のような存在だ。亡くなってとても悲しく、何をしたらいいかわからず、ここに来た。本当にいい人で、アフガニスタンでは子どもからお年寄りまでみんな悲しんでいる」
「彼のような取り組みが本当の平和をつくる。戦闘機や兵隊はいらないということを私たちに教えてくれた」
その中で「日本のみなさん、私たちがナカムラさんを守ってあげれなくてごめんなさい」と言っていたセリフが特に印象に残りました。
中村医師がアフガンの人たちを愛し、行動し、生きる環境を作り上げて
きた姿を多くのアフガンの人たちは見てきた。
そこには重機はあっても武器は1つもなかった。
その反面地球上では
今も、紛争があり、武器で攻撃したり抑えたりしている。
また殺傷能力の高い武器の開発など、平和とは違う道でさまよっていて怖い。
これからも中村医師の遺志を受け継いでくれることと、私たちも今だけでなく意識をもちつづけていくことが大切だと思いました。