友人と行くお気に入りカフェ以外に、一人で行きたいカフェが近所にある。
隠れ家的な雰囲気と作りが好きなだけでなく、オーナーのお母さんマラと、マラの犬、チリに会うのが楽しみなのだ。
このカフェは、イタリア人のマラの娘が始めたカフェなのだが、結局メインでいるのはマラ。娘は、子供も生まれ、子育てに忙しいらしい。
マラは、ヘビースモーカーのファンキーおば様。片方だけ刈り上げたヘアースタイルとか、背中に刺しゅうを施されたスカジャンを着ていたり、元ヤン雰囲気バリバリ。ハスキーヴォイスなのもいい。笑顔が素敵で、とにかくかっこいいのだ。
チリは、12,3歳のおばあさん。おっとりとした性格で、カフェの看板犬。“一人は寂しいだろうよ、仕方ないねぇ”という感じで、私が行くと迎えに座ってくれたりする。たまには、こんなサービスもしていただける。
あぁ幸せ
チリ目当てで来る客も多く、入ってくるとキョロキョロしている人も結構いる。毎日、このカフェに顔を出すおじさんが来ると、チリはさっと私のところから去り、“あら、いらっしゃい。遅かったわね”という感じで、尻尾フリフリでおじさんのそばにいる。もう、私の方なんか見向きもしない。
うぅぅぅぅぅぅ。
しかもおじさんは、勝ち誇ったような目でチラッと私を見たりもする(きっと、私の妬みがこう見せているだけだと思うが。。。)。
されど、会いたくなって通ってしまう私なのでした。ツンデレに惹かれる理由がよくわかる。

