マーケットへ行く並木道も随分と色づいてきました
カレアの慣らし保育も終了。お父さんが余裕をもって育児休暇を取っていてくれたので、焦ることもなく、ゆっくりとしたペースで進み、3者(カレア、両親、私)にとっても、無理のない、調和のとれた数週間でした。
慣らし保育の終了のサインとしては、もちろん、子供が親から離れていられるということだが、特に子供が食べて、飲んでくれること、おむつを替えさせてくれること、そして、眠ってくれることが重要。これは、どれも信頼関係、安心感がないと問題になります。3,4年前に私が担当したフリーダ(当時、2歳になるちょっと前)は、1か月近く、おむつも替えさせてくれず、2,3週間近く、飲み食いも一切せず、食事の時は椅子にも座らず机の横に立っていました。もちろん、寝させることも、ずいぶん長い間できず、親に早めに迎えに来てもらっていました。
これには、本当に参ってしまい、ずいぶん悩んだことを覚えています。その子は、6週間くらいたったころにやっとで、彼女の新しい場所、そして私を受け入れてくれて、保育園生活最後まで、来るのをぐずったりすることなく遊びの達人!になってくれました。今でも、フリーダとは家族ぐるみの付き合いをしています。
カレアは、彼女の新しい場所をすぐに受け入れてくれ、とにかく好奇心旺盛。保育園に毎日笑顔で入って来て、すぐに遊び始める。一人で遊ぶことができる力がある。幼稚園グループを尋ねに行っても、怖がることなく、真ん中に立って、子供たちを見ている。散歩をしても、何をしても、この世界に興味をしめしている。だからと言って、なんでも受け入れるのではなく、自分の境界線も知っている。嫌なことは嫌だとはっきり言える。
Urvertrauen(Urというのは古いことを指す、Vertrauenは信頼)を持った子。つまり、生まれ持った魂がこの世界を良しとしている、信頼しているということ。地の上に立ち、根っこを生やしている子。
このことをお父さんに話すと、両親、その他の家族ともども、この妊娠を本当に喜んだこと。学校の先生をしているお母さんは、あるウイルスに対する抗体を持っていなかったため、すぐに働けなくなり、妊娠中も、カレアが一歳になるまで、とてもゆったりとした生活をしていたことが良かったんだろうと。愛に包まれて育ち、しっかりとした土台を持った子は、外に出ていく勇気がある。自立する力がある。
もちろん、このことは、カレア自身が持つ素質、過去生がもたらすものでもあったりする。
シュタイナー教育が願うことは、
Die Welt ist gut (the world ist good: 世界は良いものである )
Die Welt ist schoen (the world ist beautiful:世界は美しい )
Die Welt ist wahr (the world ist true (real):世界は本物“真”である)
と捉えられる力を子供達が備えること。そして、もちろん、環境がそうであること。
この力を備えると、人生における苦難も乗り越えられる。すべてを失っても、また日本の足で立つ力となる。
大人の愛が必要不可欠です。

