お母さん私を愛してください。私は泣く事しかできません。

温かいお腹の中が恋しくて、時々懐かしくなってしまうのです。


長いこと丸くなって過ごしていたから、お布団に寝かされるとびっくりするのです。

お母さん私を愛してください。目を閉じて眠るのも怖いのです。
深い闇はあなたから引き離されそうだから、あなたの側にいたくて泣いてしまうのです。

深い海を渡り、広い空を越え、宇宙の果てからあなたを見てました。

私はあなたと巡り会う為、その瞬間を待ち望んでいました。

決してあなたの自由を奪うために、やってきたのではないのです。

あなたが困った顔をする度に、私も途方にくれてしまうのです。

どうか、私の存在を拒まないでください。言葉を発しない私ですが、あなたの気持ちは誰よりも感じる事ができるのです。

お母さん、私を愛してください。私の事を分かってくれるのは、あなたしかいないのです。