六月半ば、一泊二日の大坂&神戸旅。
初日のメイン、京セラドーム大阪の交流戦観戦から神戸に移動。
阪神電鉄で元町駅へ。
宿泊は神戸プラザホテル。
元町駅の真ん前だった。
観光地ど真ん中で、朝食付きでひとり四ケタお値段はリーズナブル。
吊りテレビは初めて見た。
夕食探索で中華街=南京町へ。
ホテルから二ブロック南にくだるだけの至近距離。
港から夜景観光のトワイライトクルーズとか、選択肢はあったけれど、
野球の試合が何時に終わるか不透明で断念。
通りがかりの中華店で、ようやくに夕食。
ラーメンといってもチャイナ独特の麺とスープ。
サンフランシスコ時代、贔屓にしていた中華店の「ヌードル」の味を思い出した。
腹ごなしのぶらぶら散策。
小雨がパラついてきた。
あぁ、「傘がない」 by 井上陽水
おぉ、雨濡れリフレクションではあ~りませんか。
一写、いただきました。
もう帰ろうよとカミさんがゴネ出し。
港湾方面のナイトシューティングは断念。
コンビニで酒とつまみを仕込んで撤収したのでした。
翌朝。
一人旅ではコンビニ仕込みの朝食流し込みになるところ。
二人旅は健全にまともな朝食です。
写真には無いけれど、パンとコーヒーがやたらと美味だった。
宿をチェックアウトし港方面に移動。
美麗イルミの神戸ルミナリエは、冬季開催なのよね。
メリケンロードを南下。
横浜とも相通じる街並み。
メリケンパークに至る。
こちらはダンススタジオとのこと。
「神戸港震災メモリアルパーク」。
神戸震災時の被害状況をあえて遺した一画。
自身の記憶としてもリアルに残っている神戸震災。
訪れてみたかった場所でした。
遠くに帆船が見える。
海はいいですなぁ。
おっと、これは僥倖!
雨上がりの水たまりにポートタワーのリフレクションが。
僥倖連発!
神戸メリケンパークオリエンタルホテルのリフレクション。
雨降りの最中では出会えない、地面が乾ききってしまっては出会えない、
奇跡のような光景。
「BE KOBE」モニュメント。
これに会うのも目的のひとつでした。
真正面からはこうなります。
順番待ちで後者さんに撮ってもらったもの。
(ゆえに抜きは無し)
海無し県在住ではないですが、海に来ると欣喜たる気分になります。
もう一回つづく。
「傘が無い」!!
もはや50年、半世紀以上前の曲だぞい。
当時、革命に酔いしれ過激化していた学生運動より、
今日、彼女と会うのだが傘が無い。
時代への大いなるアイロニー(皮肉)ソングでした。
その時代渦中でしか得ることのできない体感は、歴史的遺産でもあります。
革命という美名に酔いしれたエネルギーが存在した70年代。
それは砂上の楼閣、幻想であった。
変わることを望んでいた多くの者は、
変わらないこと望んだ少数の者によって蹂躙され、つぶされていった。
少数の者=権力者たち。
歴史的に稀に変革された事例もあった。
しかし、変革を達成したその者たちは権力者となり、変わらないことを望み、
変えようとする者を弾圧、排除、粛清した。
その構図は今も昔も、そして未来永劫においても変わらない。
ほっ、ほっ、ほっ。