[探訪]における年間最重要任務、桜攻城。
卯月ラウンドの最終章/第三弾。
弘前城そして秋田方面へ、バス車中泊+一泊二日一人旅。
二日目は秋田ラウンド。
大潟富士と、桜並木&菜の花ロードを経由し脇本城へ。
秋田ラウンドの主目的地、その2/3、秋田城。
広い駐車場の中にガイダンス施設(案内所)があり。
最重要ミッション、続100名城スタンプの押印。
まずは西の政庁に、返す刀で東門、そして必見ポイントの古代水洗トイレを目指します。
なんと意外にも満開桜のお出迎え。
これが2024年桜がある桜攻城のオーラスとなりました。
政庁方面、結構遠い。
西門。
剥き出しの土壁が古代感を増幅してくれます。
出羽柵とも呼ばれた出羽国の政庁。
この西側が中心部になります。
奈良時代から平安時代前期あたりまで、軍事・行政の拠点地であったと伝わります。
発掘調査ののち、復元再現されました。
お城カテゴリーとしては、古代城柵。
ほかには宮城県の多賀城があります。
(こっそり、自己ナイスショット )
来た道を逆戻りして、東門へ。
道路で完全に分断されており。
分厚い雲に覆われた脇本城から一転、快晴になっていました。
東門。
復元された土壁の築地塀。
ここからが古代ワンダーランド。
見どころポイントの古代沼。
今ではごくフツーに公園として市民に親しまれています。
発掘復元された竪穴式住居跡。
少なくとも地元の駿河国ではお目にかかれない遺跡。
古代浪漫を少し感じさせてもらいました。
秋田城の最大必見ポイント、古代水洗トイレ。
水洗だけにスイセンの花が咲いており。
便曹と呼ばれる、いわゆるぼっとん式トイレ。
左の水瓶から柄杓で水を流していたと推察されています。
排泄物は斜めの木樋を通って下層の沈殿槽に貯まる。
上澄みを沼に流し、溜まったものはのちに処分(または肥料として使用したのではないか)。
プラタモリでもピックアップされ、一躍有名になりました。
帰路の秋田新幹線こまちの発車まであと三時間を切り。
これにて撤収&移動。
さらば秋田城、人の世の続く限り永遠なれ。
ニッポン城めぐり、秋田城をリアル攻城。
リベンジ桜攻城⑮
ぼっとん式トイレ!!
なんぞやなんぞや??
平成世代以降のワカモノは知らんじゃろうて。
はい、やはりそこをツッコんできましたね。
汲み取り式トイレ、またはぼっちゃん式トイレとも呼ばれます。
排泄物を便器下の便槽に貯留し、定期的に人力あるいは機械によって汲み取る形式の便所です。(wikiより)
平成初期くらいまで全国的に点在はしていました。
イベントなどで登場する仮設トイレも、立派な汲み取り式トイレです。
われの実家も引越し前まではこのぼっちゃん式トイレでの。
覗けば下の便槽の様子が見えるのじゃ。
夏になると、うねうねと何やら蠢いているのが見える。
何かって?
まっ、今宵はここまでにしておこうかのぅ。
消えゆくべき昭和の一ページ。
ほっ、ほっ、ほっ、ほっ。