みなみの桜と菜の花まつり、会場の下賀茂地区に到着は11:00頃。
晴れているのに、太陽が厚雲に遮られて陽光足らず。
「もういいよ、帰ろうよ」
(遠路はるばる、そんな簡単にあきらめることができるかっ!)
「おなかすいたよ~」
(それはワタシも同じじゃっ!)
ゴネだしたカミさんをなだめすかしてあやしてこねくりまわして、何とか説き伏せ。
粘ること30分。
ようやく雲が切れてオヒサマが出てきてくれた。
でもまだ足りない。
今度は風も出てきて川面を乱してしまう。
ようやくキターっ。
そう、このお姿に会いに来たのです。
青空との対角で桜と菜の花ができるのは、この南伊豆ならでは。
河津町では、このショットは撮れません。
抜きも押さえておきます。
(背景がある場合は抜きも撮る)
桜、湯けむり、カヤック、てんこ盛り。
逆光気味だけど、全然オッケー。
待てば海路の日和あり。
転じて、
待てば桜路の日和あり。
待つほどに つのる思ひや 恋のごとし
さくら菜の花 咲けよ栄よ
甲乙つけがたく、セカンドベストも。
振り返り。
湯けむりを何とか入れ込んだのだが。
(雑然としてしまった…)
帰宅後に写真を見せてもらったところ、
カミさんショットのほうがすっきりとまとまっている。
これ、いいじゃん。
松本城につづき、またもや、カミさんに軍配でした。
まっ、まっ、まさかとは思うが、
ハジもミエも外聞も無く、短歌を垂れたのか?
素人俳句の真似事はしておったようじゃが、まさか短歌か??
大河ドラマ「光る君へ」の影響で、かなりの短歌ブームですからね。
古式ゆかしきの形式に縛られない自由なスタイルが多いことが、イマドキの特徴でもあります。
曲でも歌詞でも俳句でも短歌でも、上手いヘタ関わらずとにかく創ることじゃ。
天才でも凡才でも、一発必中で良いものなどできんぞよ。
数撃ちゃ当たるで、たくさん創ればひとつぐらい良いものはできようて。
ほっ、ほっ、ほっ。