山梨県甲府市:甲府城。
築城主:豊臣家。
主な城主、豊臣家、徳川家の譜代大名。
甲府城は、天下統一を果たした豊臣政権により築城。
ゆえに、本能寺の変以前に滅びた武田家とは一切の関わりがありません。
いにしえより金が産出&鋳造された甲州。
武田家以降、豊臣家そして徳川家はその戦略的重要性から直轄地としました。
スタートは中央本線で分断されてしまった北側の曲輪にある、
山手御門(山手渡櫓門)から。
山手御門は内部の見学ができます。
その入口にあたる部分は甲府駅の南北をつなぐ高架橋との結束地点。
ここからはかろうじて富士山が見える。
山手御門内部を通過して外に出てみると、こんな感じ。
稲荷櫓と富士山を捉えるも、
手前の甲州夢小路の建物と鐘楼(時の鐘)がお邪魔サマ。
トリミング。
富士山の左を遮るのは桜の樹。
手前のレストラン建物が無かったら、かなりナイスだったのだが。
場所替え、大手御門の北側入り口。
高さが無いため、稲荷櫓は隠れてしまった。
まぁ、城と富士山は達成できてはいるけれど…
さらに場所探し。
富士山は大きくなった。稲荷櫓もチラ見えできた。
こんな感じが限界点でした。
つづく。
甲府城は武田家の城と勘違いしている者が多いこと、多いこと。
甲州=甲府=武田家のイメージがあまりに強いことがあるでしょうね。
武田家以降、甲府は歴史の表舞台からは姿を消してしまうことも要因でしょう。
ようけ考えたら、城郭的構造物と富士山ツーショットはこの甲府城だけやおまへんか?
小田原城、駿府城、掛川城、浜松城と富士山とのツーショットは不可能ですからな。
ほっ、ほっ、ほっ。