山梨県南都留郡河口湖町:
信濃に引き続き、わが本国、甲斐の国へようけ来てくれたずらな。
河口湖からは、甲府からの袴富士とはまたことなる霊峰富士山が拝めるし。
ここで袴を脱いで、湖で御神体を清めちょるずらよ。
(甲斐の虎:武田信玄公)
ほうけ、清めの湖だったんずらな。
おや、拙者にも甲州弁が感染(うつ)ってしまったか…
久々の俳句じゃな。
紅葉路(もみじ)とは、相変わらず造語の好きな御仁じゃの。
俳諧とは、見たもの感じたものをありのままに言の葉に記するもの。
技巧に走るは、これ愚行への路なるぞ。
(初登場:俳聖、松尾芭蕉サマ)
おぉぉ、芭蕉さま、拙者ごときに有難きお言葉。
しかも、技巧、愚行とちゃんと韻を踏んでおられる。
流石(さすが)なり。
ふっ、KKのヤツ、日帰り御朱印巡り遠征で疲れ果てて、一回分、フォトジェニッ句とやらで流したな。
ストックの城か蓋のほうに行くかと思うていたがの。
(徳川家康に下命されているわりに、美濃国で金探索を楽しむ忍者衆頭目:服部半蔵)