祇園祭御朱印巡り、御朱印帳をどうするか?
という根本的な問題があります。
いきなりまとめましょう。
・祇園祭の御朱印と呼ばれるものは、基本的にセルフスタンプ捺し。
・セルフスタンプ捺し、墨書き(手書き)もすべて「御朱印」と呼ばれている。
・御朱印帳は任意で構わない。(何でも良い)
ただし、
何か所かで墨書きの御朱印がいただけたり、純然たる神社さんの御朱印もアリ。
ノートとかチラシの裏面とか、明らかに人として品位に欠けるものは避けましょうね。
KKの場合、山鉾・蟷螂山のオリジナル御朱印帳をお目当てにしておりましたが、すでに完売。
まぁ、宵山三日目では当然のこと売り切れていますわな。
現地調達できなかった場合に用意していた、京都・曼殊院門跡の御朱印帳。
(結局未使用)
神社用の京都・御香宮神社の御朱印帳。
お寺汎用の総持寺祖院(石川県)の御朱印帳。未使用。
KKは結局、山鉾御朱印巡りの一番手となった岩戸山で御朱印帳を入手。
特設テント会所にて。
アマゾンや京都の書店でも広く販売されているもの。
多くの山鉾会所でも見かけました。
12×18の大判サイズ。
裏表の両面使いで前祭、後祭、総計三十三箇所がカバーされています。
それぞれ山鉾の個別ページとなっており、自分が間違わない限りかなり便利です。
ただし、一枚一枚の紙質は薄いです。
画像のとうり、裏面のスタンプも透けて見えます。
表面に4ページ、裏面に5ページ分の余白があり、その分は33以上の御朱印に対応できます。
そう、御朱印は33以上あるのです。
あくまで個人的所感の推奨です。
神仏の御縁たる御朱印帳に、スタンプ印捺しを入れることに抵抗の無い方々は任意の帳面でも良いかと思います。
さて、いくつか注意点。
セルフスタンプ捺しと侮ることなかれ。
手を抜くとキレイに捺せません。
1個だけの丸型印は、全体に力を入れて、グルグルと周りにも捺せば問題ないです。
複数個印の場合。
捺し位置も考える必要があります。
(会所のひとが教えてくれる場合もあり)
そして、印の色が隣りページに漏れ写りする可能性大。
ページを閉じる前に、漏れ写り防止用の差し紙を!
ティッシュでも何でもいいので、用意必須です。
四角印の場合。
四隅と外周をしっかりと押し込まないとキレイに捺せません。
(これは押し過ぎの例…)
最大で五個の印がありました。
右側は、その場の閃きで楽天印を左右に捺した例。
左側は、三個印なれど、多くの女性や御朱印ガールが使用する小判サイズ御朱印帳(12×16)では一ページで収まりきらない実例。
もうひとつ。
スタンプ台の印色が自分の指に付着し、それが帳面についてしまうこともあり。
気付かないうちに、結構、赤や黒が指に付いています。
スタンプ自体がすでに付着汚れしている場合が多いのです。
自分の指や手のひらがスタンプ色で汚れていることに気づかないと、付着汚れを拡大してしまいます。
自分の顔や衣類に被害が及ぶことも…
まとめのまとめ。
・祇園祭の御朱印と呼ばれるものは、基本的にセルフスタンプ捺し。
・セルフスタンプ印、書置き、墨書き(手書き)もすべて「御朱印」と呼ばれている。
・御朱印帳は任意で構わない。何でも良い。(祇園祭山鉾の御朱印帳/推奨)
・小さいサイズの御朱印帳では、大きな印・複数個に一ページで対応できない。
・御朱印は33以上ある。
・印捺し後、ページを閉じる前に、漏れ写り防止用の差し紙を!
・自分の指先や手の汚れ用に、ウェットティッシュや簡易お手拭も必須。
さきにまとめました。
次回、実際の御朱印巡りです。
あとが記。
・小さいサイズの御朱印帳では、大きな印・複数個に一ページで対応できない。
KKの嫌いな表現でいくと、
逆に言えば、
小さいサイズの御朱印帳は、大きな印・複数個でも一ページ以上使えば対応できます。
・印捺し後、ページを閉じる前に、漏れ写り防止用の差し紙を!
これも、現地に行ってから気づきましたからね。
KKの場合は、予備差し紙は標準装備していますから即応できましたが。
・自分の指先や手の汚れ用に、ウェットティッシュや簡易お手拭も必須。
スタンプ捺しに夢中になっていると、これもなかなか気づきません。
スタンプ印の赤や黒、衣服に付着するとなかなか落ちない厄介者です。
こういう細かい部分、トラベル記事や他のブログなどではカバーしてくれませんからね。
「御朱印探訪」は、見映えや上っ面以外の、見えない細かい部分もフォローしていきます。