先日、横須賀市の信楽寺~おりょうさん墓所をお参りした。
KKの本人的に本州内結願した坂本龍馬巡礼御朱印旅。
龍馬ゆかりの地は、寺田屋、近江屋など史跡は多い。
ここでは、あくまで御朱印を伴う龍馬巡礼としてゆく。
故郷の土佐、西郷さんとの絡みもある薩摩、そして長崎なども巡礼地ではあるが、自身が訪問出来る範囲の本州内で収めることにする。
師匠でもある勝海舟や吉田松陰なども含めるとキリが無くなるため、ここでは割愛する。
近江屋で暗殺された坂本龍馬、中岡慎太郎、巻き込まれて斬られてしまった店の藤吉。
海援隊たちによって運ばれて葬られたのがこの霊明神社。
その後、明治政府により土地(墓所)を上知(没収)されてしまい、龍馬・慎太郎の墓は隣に創建された京都霊山護国神社の管轄となった。
維新の三傑として、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允の三人が挙げられる。
その重要な布石となる薩長同盟、大政奉還などは龍馬なくしては成し得なかった。
龍馬が近江屋の襲撃から生き延びていたら、という「IF」、もしも、はよく語られるところ。
個人的には、歴史の大きな流れは変わらずに、龍馬は再び、今度こそ別のところで暗殺されたのではないかと想像してしまう。
理由としては、龍馬はあくまで戦争を伴わない平和的な「退幕」、その後の新政府樹立を見据えていた。
薩長はあくまで「倒幕」、そして武力「討幕」があった。
両者は「徳川幕府」という独裁政権を終焉させるという通過目標は同じであったのだが、
その過程=プロセスで大きな考えの隔たりがあった。
または、敵だらけの状況からさすがに「ちとやばいぜよ!」と、船で出奔。
アジアで交易商となり巨万の富を得る、とか。
または、ゴールドラッシュに沸く米国西海岸に渡り、アメリカンドリームを体現してしまう、とか。
2019年1月5日に朝日系で放送されていた、
「古舘トーキングヒストリー 〜幕末最大の謎 坂本龍馬暗殺、完全実況〜」
http://www.tv-asahi.co.jp/talking_history/
これ、なかなか良くできていました。
坂本龍馬=渡辺大、おりょう=橋本マナミのキャスティングもナイス。
(マナミさんは入浴シーン用の当たり役、ということで)
緊迫の逃走シーン9分間ワンカット映像も力作。
暗殺者「佐々木只三郎」と断定して進行させたその潔さもナイス。
ポスターを宮司さん奥さまにお願いしていただきました。
坂本龍馬バージョン。
吉田松陰バージョン。
龍馬及び幕末・維新・開国関連の御朱印は霊明神社さんの帳面で稼働している。
一見日本地図に見えるが、じつは世界地図(五大陸=世界)をデフォルメしている、
非常に凝ったデザインとなっている。
つづく。