正伝永源院

http://www.shoden-eigenin.com/

 

八坂神社への途上で立ち寄る。

 

織田信長の弟、織田有楽斎が再興した。建仁寺の塔頭。

 

この織田有楽斎、にわかに脚光を浴びたのが昨年の大河ドラマ「真田丸」。

物語の最後半、真田幸村が大阪城にはいる。

織田有楽斎が豊臣秀頼の軍師的な役割で登場する。

ドラマ中では最終的に内通者、裏切者として描かれているが、これはあくまでフィクション。

そうだったのではないか、くらいに捉えるのが良かろう。

(何でもそうであるが、100%を鵜呑みで信じてはいいけない)

 

こういう考察もある。あくまで参考程度に。

http://pleasure-bit.com/3035.html

 

小路を東に進むと、控えめな看板があった。

 

正面。

 

その旨が記されている。

 

門は閉ざされている。意を決してインターホンを押してみる。

 

「お忙しいところ恐縮です。お参りをさせていただきたいのですが」

「どちらさんの?」

「有楽斎さんです」

「はいりなされ」

 

中は、かなりこじんまりとしていた。はいってすぐのところに有楽斎さんはいた。

 

合掌。

 

孫の長好、織田頼長(有楽斎の二男)の娘・一条昭良正室の墓。

 

再びインターホンを押す。

 

「ありがとうございました。ご朱印はいただけますでしょうか?」

「ウチは特別拝観の時にだけ出してるんです」

 

そういうことでしたか。

 

桜