続いて「富士五山」の一角、西山本門寺を目指す。
ナビに誘導され到着した場所には立て看板が。
ここで下馬しなさい、という場所らしい。
マップを見ると、本殿は遥か彼方にある感じだ。この参道をまともに歩くととんでもないことになりそうな予感がする。
グーグルマップの誘導に切り替え、とても擦れ違いのできそうにない山道を超え、参道脇に駐車する。
人の気配を全く感じない。広大であろう敷地なだけになおさら、無気配がひしと体を包む。
ここが高名であるのは、信長の首塚があるという御由緒が大きい。
案内図のように回り込んで進んでみる。
たしかにあった。
本因坊さんの指示で信長公の首を持ち帰り、首塚を造営し柊を植えたらしい。
本因坊(本因坊戦の由来になっている名家):wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%9B%A0%E5%9D%8A
そのほかにも信長公と富士の由縁はいくつもあるのだが割愛する。
で、肝心の御首題をいただこうと庫裡に行くと、
看板を立てているということは、ひとが出入りはしているのだなと判断する。
ふと、境内を振り返る。
緑に覆われてはいるが左には大イチョウ、手前にはモミジ。きっと秋には美しい風景絵巻になるのだろう。
気を取り直して、浄円坊に向かうことにする。