熊野三山
熊野本宮大社に続いてやってきたのは
熊野速玉大社
熊野速玉大神は、
神威が盛んで神徳映え輝くさま、
魂の急速なる成長を表しているそうで、
ゆえに
速玉なのですね
こちらの拝殿には、
参拝の時に鳴らす
珍しい鈴
(よい音がします
)
ご祭神は、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)
・熊野夫須美大神 (いざなみのみこと)
を主神に、
十二柱の神々を祀り上げ、新宮十二社大権現
末社に
熊野恵比須神社 熊野稲荷神社 八咫烏神社 手力男神社も
あります
(いいお顔っ
)
こちらも雨
どしゃぶりの熊野本宮よりは
小降りになりました
(エッヘンっ
)
同じく 観光バスの団体さま
3台ほど
中国語が飛び交います
樹齢千年の御神木 日本最大の梛(ナギ)
(道中安全を祈り、この葉を懐に納めてお参りすることが古来の習わし)
ですって 知らなんだ
摂社の神倉神社(車で3分)のご朱印は
こちらで いただけます。
そもそも
神倉神社のゴトビキ岩に降臨した熊野権現
を勧進するために
速玉大社の社殿を造営した
と伝えられているそうです。
(この後 行くことになる神倉神社 ゴトビキ岩)
ご朱印は、参拝した証なので
本来は 参拝後にいただけるもので
多くは、参拝していないとダメです
という神社が多い中、
こちらは、神様がお優しいのか
懐が深いのか
不参拝の ご朱印も 授与してくださいます
拝殿前は、海外の方で
ごった返し
ご朱印帳持参の方も多く、
「神倉神社は?」
というような声かけをされていて
決して行かないであろう ご朱印も
差し上げていました。
団体様では てんやわんやですものね
お察しします
なんか 規則 規則と
堅苦しくない こういった
緩いのも よいなぁ~
と 微笑ましく思いました
神様をお祀りするための
大事な 維持費用としても
その大事さを思えば
神様を大切にする心とも とれます
おかげで、micoも
参拝予定の神倉神社のご朱印を
事前にフライングゲットできました
この時、
神倉神社は、2日後を予定していたので
「2日後の日付でお願いできますか?」
とお聞きしたところ
難なく 快諾していただけました
本当にありがたいっ
旅先ゆえ、神倉神社まで行き
ちょっとした山を登って
ご朱印の為だけに ここに戻っては、
例えば 、那智大社へ続けて向かう人にとっては
貴重な時間と労力を必要とします。
熊野三山を巡る人達にとって
思いやりある心遣い
ここからが神の計らい話
さて、雨の日でもあるし、
予定では 翌日の熊野那智大社にむけ
早めに 宿入りするつもりでした。
ところが、なぜか
とりあえず、神倉神社まで行ってみよう
と 運転しながら思ったのです
神倉神社は、
天ノ磐盾という峻崖の上にあり、
熊野古道中の古道といわれる
なんと 583段もある
仰ぎ見るような自然石の石段を
登りつめた所に
御神体のゴトビキ岩があるのです
駐車場に着いた時、
雨は、止み氣味になっていました
運を天に任せて
ポンチョを着て 傘は持たず
とても急な石段 しかも一段の高さがけっこうある
一番下にある 杖を借りて
足元に氣をつけながら 登ってゆきました。
途中からは、雨が止み、
時たま ポツッ と
小雨が落ちる程度になりました
(巨石は 圧巻です (๑°⌓°))
お参りする時には、
雨は ほぼ上がっています
ここからは、新宮市と海が眼下に広がっています
桜も見事な咲きっぷりに遭遇でき
ほんとに感謝
micoだけ 他に誰も居ません
心おきなく 参拝と
ここでも 自己流 天と地を繋ぐ光の柱立て
(ゼロかプラスになっても マイナスにはならないでしょのやつです)
ができました
なんだって こんな頂上に
巨大な磐が こんなに・・・
やはり、神様がここに降り立ったというのも
そうなんだね・・・って
ほんとに ここへ来れて
嬉しい気持ちでいっぱいです
雨をあげてくれてありがとう
転ばず登れてありがとう
人払いをありがとう・・・
ありがとうが出てきて とまりません
道中もずっと ありがとうございますの連呼です
(新宮市の街並みの向こうは 海です
)
下りる時になったら、
登ってくる 外国人カップルの方1組が
こちらに向かってきて
下りている最中に
もう1人 こちらも外国の方
日本の方がお1人
すれ違って登ってゆきました。
神がかりだったのは、
micoが あと僅かで車というとこで
それまで 上がっていた雨が ポツンッと一滴
ポツン ポツン 少しずつ
雨脚が間を狭めてゆく 兆し
これ まずいやつかも
と感が働いて
ダッシュ
速攻で車に乗り込みました
と 乗り込んだと同時
ドシャドシャドシャーッ
一機にバケツをひっくり返したような
土砂降りの雨が降り出したのです
神様が、micoのために
雨降りを止めておいてくれたんだっ
と思わずにはいられなかった
すごいタイミング
それと同時に、
神域ですれ違った方々が
1人も漏れず この土砂降りに見舞われている
(> _ <〣)
可哀相過ぎる
と思ったのでした
それだけに 尚更
雨を止めていてくださって
ありがとうございます
を
何度も何度も 口に出し
無事に 予定繰り上げで
参拝を済ませたことにも 感謝
今までも、何度か
こんな奇跡が起きているのです。
有難いことが 起きる
ご加護に泣けてきます
だからこそ
神社参拝は、神恩感謝しかないです
最後までおつきあいくださって
ありがとうございますっ
よい一日を
mico∞
2024年4月3日のことでした。
事前に頂いた 5日付けのご朱印
こんなことなら、そのまま同日で頂けばよかった
次回は 鹿さん イソヒヨドリに遭遇の
熊野那智大社 熊野古道をお送りします