要約
この動画は、「可愛い」という日本の文化が世界に与える影響、そしてそれが特に「推し活」という形で人々の心を変える力について論じる内容です。また、人間関係における**「反発の法則」と「自己肯定」**が持つ構造的な問題を解説しています。
1. 「可愛い」文化の世界への影響と情報場
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「可愛い」の輸出: 中国など「可愛い」文化がない国では女性が傲慢になりがちだが、日本には「可愛い」(ブリッコなど)という文化があり、これが日本の独自性でした。
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情報場による文化の支配: 最近の日本ブームにより、海外で「Kawaii」がトレンドになり、フランスなどで日本のスクールバッグなどが流行しています。これは、日本旅行などで**「日本の情報場」**に染まることで、自然とお辞儀をする、抹茶を好むなど、日本人的な行動が身についてしまう現象だと解説しています。
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感動による破壊: 日本の夜中の安全性、コンビニの清潔さなど、海外ではありえない光景に触れることで大きな感動体験が起き、自分の「ホメオスタシス(現状維持)」が破壊され、過去の自分の国や習慣を否定するようになると述べています。
2. 「推し活」が人々の心を変える力
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おばちゃんの推し活: 特に「おばちゃん(妖怪)」と呼ばれる人々にとって、「可愛い」という感情は唯一の有効的な感情であり、**「推し活」**を通じて可愛いものを見つけることで、その人が優しくなり、人格が変わる珍しい現象が起きると述べています。
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現状からの離脱: 推し活は、現実の不満(旦那や家族)から意識を離し、外に意識を向ける行為であり、**「この現状から離れられる、ホメオスタシスから離れられる唯一の方法」**ではないかと肯定的に評価しています。
3. 人間関係の構造的な問題(反発の法則)
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近いものほど否定する: 人間は、自分にとって遠い存在ほど認め、近いものほど否定するという構造的な性質を持っていると断言します。
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自己肯定と排除の仕組み: 自分の領域に入ってきた外部の人間や存在は、白血球が異物を攻撃するように**「排除しよう」「否定しよう」**とする仕組みがあるため、どんなに憧れていた相手でも、近くなれば必ず否定し始めると解説しています。
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最上の生き物: これは人間が「自分がこの世で最上の生き物」だと認識し、自己肯定しかしようとしないから起きる現象であり、反発の法則に基づくこの世界の支配構造であると結論づけています。
最後に、変える気持ちがあるなら、まずは「可愛い」というところを強化していくのも一つの手段ではないかと提案しています。
