震災から一ヶ月後の気仙沼

LOVE JAPAN OPERATION

みんなから預かった救援物資の最後の1t分を積み込んで

宮城県は気仙沼に行って来たよ


思ったより早く着いたんで


気仙沼港に降りて行ったんだ


土ぼこりや汚れが目立つ商店街、


たしかにニオイは酷いけど


なんだ思ったより人も元気そうじゃん



なんて思ってた矢先、視界が開けて


飛び込んで来た


光景がこれ.....

人はちっぽけだ


自然の前では


行って目の前にしても信じられないよ....


言葉にならない

一ヶ月経ってるんだぜ？




あとで、聞いた話だけど


気仙沼はこのデかい船の重油が漏れて着火し


津波にのって火の固まりが同時に


襲って来たらしい


今回の震災で一番被害が酷い場所の一つなんだそうだ


鳥肌が止まらない


線香をあげ


この震災がもたらした事を忘れないように


子供達やみんなに伝えなきゃいけない


と

思いを胸に、街の坂を上がって


行ってきました、


児童養護施設　旭が丘学園。


最近じゃ、物資も溢れて


いらないと言われて突き返される事もある救援活動


モンスターボランティアになりたくない思いでここまで来たら.....


快く物資全てを受け取ってもらえた!!!!


みんな口々にありがとうを

言って来る


あぁ


良かった.....


色々話を学園長達にしてもらった


津波は川も逆流して昇って来た事


中学生が死体から金目の物のものを抜き取って捕まった事


自衛隊に扮してATM泥棒する奴らが来た事


この間の震度6は3.11と同じくらいの恐怖をまた与えた事


またいつライフラインが切れるかの....恐怖


だからまだ食料が足りない事


そしてなんだかんだ


お金が一番、必要な事も


ここ旭が丘学園は


両親のいない子達があつまってる


俺の子と、同い年の子もいる


これから震災孤児達も来るそうな。


先が見えない中


みんな元気そうだった


帰り際、１人の男の子に『ありがとう』って言われて、『どういたしまして』と、答えた。


でも....『がんばって』の言葉がどうしてもでない


『強く生きろよ』とも言えなかった。

.....


わからんかったのよ、何を言ったらいいのか....


それでも喜んでくれたのは良かった





心に刻んで生きます、そして歌を歌おうと思う


この光景を被災地の人と話した俺しか歌えない歌を。


ね。


そして救援物資や募金活動は終わらないで続くと思います


つーか、簡単には復興しませんこの状況は


LOVE JAPAN OPERATION


まだまだ続きます


みんなの一人一人の力がマジで必要だ


street team