実は、ブログを始めるきっかけになったのはTwitterでした。
そのうち暇になったら、昔を振り返ってブログにまとめてみようかなとは思っていたものの、実行に移さないうちに時間ばかり経っていて、情報も腐ってしまうということにようやく気づきました。
どうせ書くなら多少は役に立つほうがいいよなぁ。
と思い、Twitterにつぶやいてみたところ、一番需要が高かったのが「クルーズ船でスケートの個人レッスンを受ける方法」でした。
*注意*
この情報は2013年当時のものであり、現在も同様の方法でレッスンが受けられるかは保証できかねます。
参考程度に見てください。
また、まめにメモを取る人間ではないので、うろ覚えで書いています。時間の前後するところなどあると思いますが、概ねこんな感じだったということでご了承ください。
私は家族の仕事の都合でロンドンに引っ越したわけですが、同様の立場でいらしている方とお話していると、クルーズというものに出かける方が結構いらっしゃいました。
最初はへ〜と思っただけですが、乗り物好きの家人も興味を持ったので行ってみようかと初めて乗ったのはコスタクルーズでした。
その後も機会があって他のクルーズ船にも乗ったのですが、スケートリンクのある船には乗ったことがなかったのです。
そんなある日、お友達に誘っていただきイギリスの連休に合わせて4日間のショートクルーズに参加することにしました。
決め手は「スケートリンクがついてる船」というのと、乗ったことがない会社の船だったから。
スケートリンクがついている船に乗ると、
1)アイスショーが見られる
2)一般開放で滑る時間がある
ということがわかりました。
まず調べたことは、2)のときにマイシューズが持ち込めるか、ということです。
そのうちヨーロッパのスケートリンクについていろいろ書きたいと思いますが、あちらのリンクの貸し靴はホッケータイプが多く、またスキーブーツみたいなバックルで留めるタイプの靴が多いのです。
そういう貸し靴で滑って怖い思いを何度かしたので、予め滑る予定がある旅行の際は、マイシューズを持って行くようにしていました。
ただ、船です。飛行機はスケート靴は持ち込めません。預け入れ荷物にしますよね。
船はどうなのかしら…ジャックできるかと言われれば刃物だけど?
ということで、調べてみたところどうもマイシューズは持っていっていいらしいということがわかりました。
このあたりは、海外のクルーズ口コミ掲示板みたいなところを見るといくつかトピックが見つけられると思います。
その際、個人レッスンを受けた、という人の口コミを見つけたんです!
わお!
私も受けてみたい!
と思ったものの、どうやって申し込むのかは不明のまま旅立つことになりました。
乗ったのは、Royal Caribbean CruiseのINDEPENDENCE OF THE SEASという船です。
大きすぎて、巨大なマンションが海に浮いているみたい。
まずは乗船したところで、レセプションに突撃!
なんだか要領を得ません。
とりあえず、わかったら部屋に電話してもらうことに。
その後、自分でアイスショーのスタッフに交渉するようにと言われてしまいました。
4日間しかないクルーズなのに、こりゃまいった。
スケートリンクがある場所にも行ってみたけど、絵画オークションの絵が飾ってあるだけでどこなのかわからずじまいでした。
ところで、クルーズ船というものは、乗船するとまず避難訓練が行われます。
ドリル、というのですが必ず行わなくてはいけないと決まっていて、部屋ごとに避難する場所(脱出用ボートの乗り場)を指定されます。
訓練の時間になったら、そこまで行ってちゃんと来たか出欠取ってから解散です。
そして、各避難場所にはそれぞれ担当するスタッフがいます。
専門のスタッフではなく、いろいろな部署のスタッフがこのときはちゃんと制服を着てやってきます。
…そうなんです。いろいろな、部署にはショー部門の人たちもいたのです!
私たちの避難した場所を担当していたお姉さん、とってもお化粧が濃くて、目元のラメもかなりバッチリ、というところでピンときました。
訓練が終わったところでお声を掛けたところ、アイスショーのメンバーとのこと。
やった!
早速、個人レッスンを受けたいと相談しました。
彼女はOKだけど、ディレクターの許可を得なくてはならないということで、部屋番号と名前を伝えて連絡を待つことになりました。
クルーズ自体もいろいろハプニングもあって楽しかったのですが、またの機会に。
細かいことは忘れかけてしまいましたが、確か2日目くらいに電話が来てOKが取れました。
時間を約束した際に「入口は閉まっている時間なので、来るときは気をつけるように」というようなことを言われましたが、なんのことやらよくわかっていませんでした。
4日間のクルーズの、3日目の午前に1時間のレッスン。
どんなものだったかは、次に続く!