新田次郎の名作・・・・実は初めて今読んでます・・・


新田次郎は高校、大学の頃、そうとう読んだつもりでした・・・

が、なぜか 「孤高の人」 は読めてませんでした・・・


ブックオフオンライン で中古本を買ったら、妙に新しい・・・

どうやら、コミックで 「孤高の人」 が話題になって、改版&増刷されているようですね・・・


主人公はいわずと知れた(?) 加藤文太郎 です。

最後に厳冬の槍ヶ岳北鎌尾根で友人に連れ添って凍死する(言っちゃいました・・・)のですが、その場面は、この本を読んでいなくても有名、私もその部分は知っていました・・・


案外知らなかったのが、文太郎が、私と同じ兵庫県の出身であったこと。

浜坂、神戸、六甲山、氷ノ山・・・といった懐かしい地名が上巻では出てきます。


大正~昭和前期の話ですが、山での工夫、教訓には非常に参考になるものがあります。


また読んでいくうちに、文太郎って、とにかく単独行で有名な方ですが、そのためもあってか、非常に ストイック かつ ロジカル(論理的) な人であったのだなと思います・・・


下巻も読み終わったら、また感想をあらためて書きたいと思います。


孤高の人〈上〉 (新潮文庫)/新潮社
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