北林一光氏の第二弾&最終作・・「サイレント・ブラッド」

間が空いてしまいました~・・・ちょっと社内異動等で忙しくて・・・


1週間ほど前に読み終わった「サイレント・ブラッド」の紹介です。

同氏の作品は「ファントムピークス」に続く2作目ですが、既に若くして逝去されてしまったため、これ以降の作品が読めないのは非常に残念・・・。


山岳小説としてアップしていますが、これまたやや番外編です・・


しか~し、舞台は安曇野大町、鹿島槍山系、かくね里・・・・

ということで、山岳場面、ばりばり出てきます・・・・


かくね里

以前より名前は知っており、だいたいの場所も知っていましたが・・・かような場所であるとは、この本を読むまで知りませんでした・・・・とにかく、北アルプスの中でも「僻地中の僻地、秘境中の秘境」のようです・・・まじで、読みながら鹿島槍付近の山岳地図を買いに行きたくなりました・・・にひひ


他の番外編と同じく、内容は一部山岳地帯を舞台としながらのサスペンスもの

同氏の作品らしく、描写が鮮やか、ややグロ、スピーディ、社会派、といった感じでしょうか・・・


かくね里、行くのは無理にしても、一度見て見たいですね・・・

遠見尾根、行くかな・・・


内容説明

失踪した父の行方を訪ね大学生の一成は、長野県大町市にやってきた。深雪という女子大生と知り合い一緒に父の足取りを追うが、そこには意外な父の秘密が隠されていた!

内容(「BOOK」データベースより)

失踪した父の車が、長野県大町市で見つかった。その発見現場で息子の一成は深雪という地元女性と出会う。ある理由で一緒に父親の足取りを追う2人だったが、何者かにより妨害される。父にはこの地に秘密があったのだ。手がかりは「タケル」という名前と「カクネ里」という地名のみ。果たして、父は何者だったのか?早世後刊行された、大ヒットデビュー作『ファントム・ピークス』の著者が遺した、珠玉のサスペンス・ミステリ。
サイレント・ブラッド (角川文庫)/北林 一光
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