配信で観ることも多くなった舞台。
でもやっぱり生でしか感じられない
空気感や息遣いや引き込まれ感があるんだと
五感の毛穴が思いっきり開いた舞台
「てにあまる」

まだ心がヒリヒリしてて痺れてる。

藤原竜也さんの魂から湧き出る熱量と
柄本明さんの飄々とした不気味さと
高杉真宙さんと佐久間由依さんの
爽やかさの中の恐ろしさと
それが交わり合った化学反応が
味わったことのない後味として
ジンジン残る。

2020年の終わりに観ても
2021年の始まりに観ても
きっと何かと向き合える。

2021年1月9日まで
東京芸術劇場プレイハウスで
生の醍醐味を感じてください。