パニック | 離れていても心は1つ・・・だと良いな

離れていても心は1つ・・・だと良いな

自立して歩ける子になりますようにとの思いを込めた我が子”あゆみ”

3歳で発達障碍を告げられたあゆは今、親元を離れて寮暮らしをしています。

あゆの成長を身近に見守ることができない今、自分があゆにできるのは何なのか、問い続ける日々になりそうです・・・

連休初日の土曜日、あゆが久しぶりに大パニックを起こした。
外で、しかも知らない人がいっぱいなとこでやられるのは、いつまでたってもしんどいなあ・・・



某団体の言語訓練で使用している小さな公民館仕様の建屋は、普段土曜日の使用は訓練以外めったに使われていない。
それが、あの日は初めて別の団体の使用があった。

使用されているのを知った瞬間、やばい!と思った。
あゆが言語訓練の後で、ご褒美がてら少し遊んで帰る、まさにその部屋だったからだ。

とはいえ、あゆは訓練開始前にその部屋が使われていることに気づいていた。
訓練前に思いっきりガラっとドアを開け、いつもは誰もいない部屋に人がいっぱいなのを確認して、気まずそうに閉めていたからw
だから、言い聞かせれば大丈夫と安易に考えてしまった私は、大甘だった・・・


訓練の後、
「今日はまっすぐ帰るよ」
の私の言葉に、心底イヤそうに
「イヤヤ」
と言いながらも、穏やかにエレベータに乗るあゆ、しっかり手をつないだ私、心配そうな言語の先生・・・
エレベータを下りると、目の前が問題の部屋・・・

下りた瞬間、部屋に駆け込もうとするあゆ、
握った手に思い切り力を込める私。


ギャー!
イヤヤー!
なんでよー!!



あゆの絶叫が、響き渡った・・・


私の手を振りほどこうと寝転がって身をよじる、
上から馬乗りになって押さえつける私の下から、必死に手を伸ばしてその部屋の引き戸を開ける、
(妙に冷静な頭で、柔道習っときゃよかったと思った・・・)
手を振り回して私を叩き、髪をひっぱりながら、絶叫するあゆの口をふさぐ私に、噛みつこうとする・・・


まさに修羅場、だった・・・


騒ぎを聞いて、とんで下りてきてくれた言語のS先生と、たまたまその部屋の集まりに来ていた、去年あゆを担当してくれた保健師のY先生と一緒に、必死であゆを建屋の外に引きずり出した。
若干は治まってきつつも、
履いていた靴と靴下を脱いで投げ捨て、裸足で駐車場を走り回り、
最後は車の中へ自分から入ったかと思うとまた絶叫!

そんなあゆを、眉一つ動かさず冷静に対処してくれたS先生に感謝。
「あゆちゃんも、自分の感情を抑えられなくて苦しいんです。もう少し落ち着くまで、このまま見守ってあげてくださいね」

そう言ってくれた先生に、うなずくしかできない私。

先生が部屋に戻った後、車の外からあゆを見つめながら、私は涙を抑えられなかった。
何の涙なのか、それすら分からないまま・・・

くやしい?
悲しい?
なさけない?


感情がなくなったみたいなのに、ただただ止まらない涙に私は困惑した・・・



あゆのことで泣くの・・・
久しぶりだ・・・