街のイルミネーションを楽しむ暇なんて無かった。
クリスマスを過ぎて、もう街は年越しムード。
年越し前の最後のオフの日、
昼間から家で映画を見ていると、
ジュンスから1通のメールが入った。
『一緒に夕飯でもどう?』
短いメールはいつもの事。
ジュンスの誘いを断る理由なんてもちろんなくて、
俺は二つ返事でOKした。
車でジュンスのマンションまで迎えに行くと、
すでにマンションの下で待っているジュンスを見つけた。
「随分急に連絡してきたけど、なにかあった?」
寒かった~と、車のヒーターの出口に手をかざしている
ジュンスに問いかける。
「・・・嫌だった・・・?」
「嫌じゃないよ。
ただどうしたのかな、と思って。」
「久しぶりにユチョンと二人で
ご飯でも食べようかな~と思って。
どうせオフだからって家でグダグダしてたんだろ~!」
う・・・当たってる・・・。
「うっ・・・うるさいな!
別にいいだろ~!」
こんな言い合いだって、俺にとってはすごく幸せ。
ジュンスとよく行くのは、
とあるホテルの最上階にあるレストラン。
夜景がよく見えるので、二人のお気に入りだ。
雑誌の撮影の後、2人で来て以来、
ずっと二人で来ている。
クリスマスが終わっても、店内にはカップルや熟年夫婦ばかり。
男性が二人で、なんて、スーツ姿のビジネスマンくらい。
普段ならあまり気にしないそんな事が、
今日はなんだかひどく気になってしまうのは何故?
ジュンスを意識しすぎているせい?
「ねえ。ユチョン、こないだ僕のこと避けてた?」
ジュンスが自分のお皿に料理を取り分けながら聞いてきた。
目線は料理に集中している。
「へ?いつのはなし?」
「こないだ僕が振り付け間違えた時」
ジュンスが俺を見る。
いつもこのまっすぐな瞳に射抜かれてしまう俺。
「ああ、まあちょっと疲れてたから・・・
別に避けたりしていた訳ではないよ。」
嘘。
ほんとは、ジュンスに近づいちゃ駄目だ、って、
自分を抑える事に必死だったから。
ジュンスが気がついていた事が、
ちょっと嬉しくもあり、
複雑でもある。
「そっか・・・」
ジュンスはそれだけ言うと、
椅子の下のカゴから自分の鞄を取り出すと、
ゴソゴソと何かを取り出そうとしている。
「・・・ユチョン、これ。」
この間貸したCDかな・・・
・・・箱?
綺麗に包装紙にくるまれたそれは、
どう見てもプレゼントだった。
「ちょっとジュンス、これなんの裏取引?」
「違うよ~!!!
こ・・こないだの、誕生日のお礼!」
「お礼!?
誕生日プレゼントなんだから、お礼なんていいのに・・・
・・・開けていい?」
「・・・うん。」
まるでバレンタインにチョコを渡してくる女の子みたいに
赤くなっているジュンス。
何?なに?
これそんな本気のプレゼントなの?!
期待と、期待はするな、という気持ちが、
心臓の鼓動をよりいっそう早くする。
「え・・・?」
ジュンス・・・これって・・・・
それは、俺がショップで見た、
あのネックレスだった・・・
to be Continued......
クリスマスを過ぎて、もう街は年越しムード。
年越し前の最後のオフの日、
昼間から家で映画を見ていると、
ジュンスから1通のメールが入った。
『一緒に夕飯でもどう?』
短いメールはいつもの事。
ジュンスの誘いを断る理由なんてもちろんなくて、
俺は二つ返事でOKした。
車でジュンスのマンションまで迎えに行くと、
すでにマンションの下で待っているジュンスを見つけた。
「随分急に連絡してきたけど、なにかあった?」
寒かった~と、車のヒーターの出口に手をかざしている
ジュンスに問いかける。
「・・・嫌だった・・・?」
「嫌じゃないよ。
ただどうしたのかな、と思って。」
「久しぶりにユチョンと二人で
ご飯でも食べようかな~と思って。
どうせオフだからって家でグダグダしてたんだろ~!」
う・・・当たってる・・・。
「うっ・・・うるさいな!
別にいいだろ~!」
こんな言い合いだって、俺にとってはすごく幸せ。
ジュンスとよく行くのは、
とあるホテルの最上階にあるレストラン。
夜景がよく見えるので、二人のお気に入りだ。
雑誌の撮影の後、2人で来て以来、
ずっと二人で来ている。
クリスマスが終わっても、店内にはカップルや熟年夫婦ばかり。
男性が二人で、なんて、スーツ姿のビジネスマンくらい。
普段ならあまり気にしないそんな事が、
今日はなんだかひどく気になってしまうのは何故?
ジュンスを意識しすぎているせい?
「ねえ。ユチョン、こないだ僕のこと避けてた?」
ジュンスが自分のお皿に料理を取り分けながら聞いてきた。
目線は料理に集中している。
「へ?いつのはなし?」
「こないだ僕が振り付け間違えた時」
ジュンスが俺を見る。
いつもこのまっすぐな瞳に射抜かれてしまう俺。
「ああ、まあちょっと疲れてたから・・・
別に避けたりしていた訳ではないよ。」
嘘。
ほんとは、ジュンスに近づいちゃ駄目だ、って、
自分を抑える事に必死だったから。
ジュンスが気がついていた事が、
ちょっと嬉しくもあり、
複雑でもある。
「そっか・・・」
ジュンスはそれだけ言うと、
椅子の下のカゴから自分の鞄を取り出すと、
ゴソゴソと何かを取り出そうとしている。
「・・・ユチョン、これ。」
この間貸したCDかな・・・
・・・箱?
綺麗に包装紙にくるまれたそれは、
どう見てもプレゼントだった。
「ちょっとジュンス、これなんの裏取引?」
「違うよ~!!!
こ・・こないだの、誕生日のお礼!」
「お礼!?
誕生日プレゼントなんだから、お礼なんていいのに・・・
・・・開けていい?」
「・・・うん。」
まるでバレンタインにチョコを渡してくる女の子みたいに
赤くなっているジュンス。
何?なに?
これそんな本気のプレゼントなの?!
期待と、期待はするな、という気持ちが、
心臓の鼓動をよりいっそう早くする。
「え・・・?」
ジュンス・・・これって・・・・
それは、俺がショップで見た、
あのネックレスだった・・・
to be Continued......

