You're my miracle ② | micky_c♡TVXQ

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新米ユチョペンがお送りする完全妄想炸裂ワールド!
妄想を暖かく見守っていただける方、よろしくお願いします^^

完全なるフィクションです。
実際の人物、団体には一切関係ございません。

18禁含むものはアメンバーさん限定です!




Perspective・・・Junsu




ユチョンの元に向かう僕の足取りは重かった。

ジュンス、早く!


ユチョンが僕を呼んでる...。



期待と不安で爆発しそうな僕の心臓。










いざユチョンの前に立ってみると、そこまで身長差がないので、
見た目が不自然にならないようにユチョンの足下だけ
少し高くなっていて、適度な身長差ができるようにしてあった。

ユチョンは、なんだか格好悪いね。
と言って笑っていたけど、僕は今それどころじゃない。


いつもより少し高い所にあるユチョンの唇・・・
まさか・・・こんなところでいきなりキスだなんて・・・
いくら仕事だって言われても恥ずかしくてまともに顔が上げられない。






「ジュンス・・・緊張してるの?」
なかなか顔を上げようとしない僕に耳打ちするように
ユチョンがこっそり聞いてくる。



「そっ・・・そんなことないよ!
なんでユチョンとキスしなきゃいけないんだろうって・・・思って・・・」

照れ隠しでつい口を付いて出てしまった言葉に、
しまった!と思って
顔を上げるとユチョンは無表情のままで小首をかしげて僕を見ている。






あ・・・これはちょっとムカついてるかも・・・
「あ、あの、ごめんユチョン、そうゆう意味じゃなくて・・・」








「嫌なのは分かったから、今だけは女の子になったつもりでいればいいじゃん。」
怒っていると思ったらいつものように笑うユチョン



「無理だよぉ~!!僕は男なんだから!」
僕はまるで駄々をこねる子供みたい。


僕らのやりとりをスタッフとメンバーが
笑いながら見ているけど、

僕にとっては全然笑い事じゃないよ・・・。
自信なんて全く無くて、もう僕は早くこの場から
居なくなってしまいたかった。



それなのに・・・


「そんなに心配しなくても大丈夫だよ。」

ユチョンは何故か自信ありげ。
耳を貸すようにと手招きされて、耳を近付ける。


「ジュンス。すごいかわいい・・・」

「・・・!!」

ちょっと・・・なにそれいきなり・・・反則っ・・・!!
絶対ふざけてる!
僕をからかってるんだ!

全身の血が逆向きに流れたのかと思うほど身体が熱くなる。



ユチョンは僕が真っ赤になって照れているのを見て
満足したみたいに満面の笑顔になった。

それを見てまた胸が締め付けられるような気持ちになる・・・







そんな僕の気持ちも知らずに監督に準備オッケーです!
と明るく伝えるユチョン。


え、もう!?
僕の心臓は飛び上がる。


こんなことになるなら僕も三回歯磨きするんだった・・・。







カメラが回る電子音がして、

今までヘラヘラ笑っていたユチョンの表情が
スイッチが切り替わるように真剣な表情になる。

僕も見た目だけ平気な振りをするけど・・・
ユチョンにはバレてるのかな・・・





大まかなシーンの流れはあっても、
キスの仕方、タイミングは全てユチョンに任せる。
という指示があったので、
僕がちゃんと準備が出来るまでじっと待ってくれているユチョン。


じっと見つめられて、僕の心臓はますます早鐘の様になってしまって
一向に落ち着く気配なんてない。




ユチョンの真剣な目・・・

キュッと結ばれた赤い唇・・・


全て僕には一生手に入れたくても入れられないものだと思ってきたのに・・
こんな形でも・・・
嬉しいと思ってしまう気持ちがあるのはいけないこと・・?


もし・・・僕のこの気持ちが君に届いてしまったら・・

君はなんて言うかな。

ジュンスはバカだね、って言って、
笑って冗談だったことにしてくれるかな?

それとも・・・







僕が覚悟を決めてゆっくりうなずくと、
ユチョンも小さくうなずいて、
左手を僕の方にのばしてきた。

そっと僕の右頬に触れる。

触れられたところがジンジンと熱くなって、
思わず首を竦めそうになる・・・



だめだ・・・!ここでそんなことしたら
確実にNGが出てしまう・・・
耐えろ・・ジュンス!

自分に言い聞かせる。



ユチョンはそんなことおかまいなしで長い指で
そのまま僕の右耳の上を滑るようにして触れていく。




ユチョンの瞳を下から見上げる様に見つめる。
こんなことももう一生ないだろうから、僕もなんとか
今日だけは精一杯女の子になりきらなくちゃ・・・。



ユチョンはそんな僕の様子を見て少し微笑むと
左手をそのままにして右手を僕の腰に回すと僕の体を引き寄せる。

抱き寄せられて、ユチョンの甘い匂いを鼻いっぱいに吸い込むと、それだけでクラクラしてきて体に力が入らなくなってくる。


信じられないほど鼓動が早くなって・・・

こんなにくっついてたら
そのままユチョンに伝わってしまわないかな・・・

そしたら君は僕の気持ちに気付くんだろうか・・・


こっそりユチョンの表情を伺うと
ユチョンは普段は見せない用な切ない表情をして僕を見ていた。


ちょっとユチョン・・・どうしてそんな顔するの・・・


この歌・・そんなに切ない歌だった・・?










僕の耳元に口を寄せて「愛してる・・・」


甘い、低い声で、はっきりと言った。







ユチョン!僕もだよ!


今すぐ君に言いたいのに・・・。

言えないよ・・・







ユチョンの顔が近付いてきて僕はギュッと目を閉じる。
ゆっくりと、スローモーションみたいに、僕とユチョンの唇が重なった。
唇の感触にゾクっと全身が震えて、
息の仕方も分からなくなるほど緊張して身体が固まってしまう・・・。



せっかくユチョンが真剣にやってるのに・・・
これじゃ僕のせいでNGが出るかも・・そしたら君は怒るかな・・



ユチョンが唇を離した。

あ・・・やっぱりNGかな




ごめん・・・僕がうまくできないから・・


そう言おうと思って、君を見たら・・・
びっくりするほど艶やかで妖艶な表情をしていた。




「愛してる・・・」

ユチョンはもう一度そう言って、
僕の頬に触れていた手で僕の顎をすこし持ち上げると

さっきよりも強く唇を重ねてきた。





「・・・・!!!」





びっくりして動きそうになる僕をユチョンはさらに強く引き寄せて、

僕の顎を左手で固定したまま、もう一度、今度は少し乱暴に口付ける。




「・・・!・・!・・!?」



ちょ、ちょっと・・・!?
ユチョン・・今・・舌入れようとしてるでしょ・・!!!

ここまでする必要ある!?




僕がジタバタしそうな雰囲気に気が付いたのか
カットの声がかかる。






「・・・ぶはっ・・!・・はあ・・・」
僕は息を止めていたので、大きく息をついた。

ユチョンは恥ずかしいのか僕を見ないようにしていて、
早速モニターチェックをしているスタッフを見つめている。

もし・・・OKじゃなかったら・・・どうしよう・・・









「オッケーです!お疲れさまでした~!」
スタッフが手で大きく丸を作ると、やっとユチョンに笑顔が戻った。



ああ・・・終わっちゃった・・・


恥ずかしさでいっぱいだったけど、

あの瞬間だけは僕とユチョンは繋がっていたよね・・・?


ユチョンには伝わらなくても、僕はすごく幸せ。
大丈夫。
君の「愛してる」を自分の物にしたい、
なんて贅沢は言わないから。











ユチョンが撮影用のセットから降りて行くので僕もそのあとに続く。





「あっ・・・・!」

足下がふらついて段差を踏み外してしまった。


ぐらりと足下が揺れる。






ドサッ・・!!!













「だ・・・大丈夫・・?」


ユチョンは落ちてきた僕を抱えたまま
ギリギリのところで踏ん張っていた。


「ごっ・・ごめん・・!だ、大丈夫・・!」

僕はなんとかユチョンに捕まって体勢を立て直すと
そのまま逃げるようにスタジオを出て楽屋に戻った。




楽屋ではスタイリストさんが待っていて、
すぐ次のシーンの撮影にいけるように準備をしてくれていた。





ああ、もうほんと最悪・・・





さっきユチョンと触れ合った唇がまだ熱い気がしてこっそり
自分の指で触れてみる。
唇を無理矢理こじ開けようとしてきたユチョンの舌の感触・・・

「・・・っ!」

恥ずかしい位に敏感になった唇をわざと噛み締める。


あぁ・・・こんな気持ちになるくらいなら・・・
キスなんてしない方がよかった。
今更後悔なんてしても遅くて・・・

出そうになる涙を必死にこらえながら僕はメイクを落として
着替えを済ませると再び撮影に戻った。




******







数日後、

MVが出来上がったという連絡が入り、
全員でチェックすることになった。




「ぼ・・・僕は一人で見るから・・!!」
スタジオの扉の影に隠れる。




「アレ」を皆と見るなんて・・絶対に耐えられない・・・!!





「何言ってるんだよジュンス!ほら、早く。」
ジェジュンヒョンが僕を追いかけ回す。

「いっ・・嫌だああ!」


ユチョンに助けを求めようと思ったのに、
ユチョンは嫌がる僕を見て笑うだけだった。


君は・・・平気なの・・!?仕事だから?!

僕はあっけなくジェジュンヒョンに捕まると、
引きずられる様にしてモニターの前に連れて行かれる。
僕が逃げないようにヒョンは自分が隣に座ると、
リモコンの再生ボタンを押した。





ああ、神様、どうか今すぐこの場所を停電させてくれませんか・・・

・・・僕の願いもむなしく、
問題のシーンになってユチョンがアップになる。


さぞかし良い笑い者になるんだろうな・・・




え・・・???

これ・・・ほんとに僕・・?




いや・・・確かに僕なんだけど・・・

撮り方がうまいのか編集なのか、
僕はどこからどう見ても女性になっていた。


ユチョンと僕の唇がアップになる・・・。
唇が重なる瞬間、スローになるので妙に艶かしい。
嫌でも思い出してしまって僕は両手で顔を覆う。

「ジュンスだめだよぉ~ちゃんと見ないと!」
僕のそんな些細な抵抗も、隣に座るヒョンによってあっけなく
陥落させられた。



ああ・・・恥ずかしいからもうこの場で気絶したい・・・。





あれ・・・?


一回目のキスはカットになってる?


実際に映っているのは2回目の「愛してる」
からのキスだった。






「やっぱり!」
うれしそうに声をあげるのはジェジュンヒョン。


「バレた?」
ユチョンが答える。


「え・・・どうゆうこと??」
ユノが初めて口を開いた。




「いや、ジュンスの緊張がひどかったから、
このままじゃNGが出ると思って。
2回目はほんとはするつもりじゃなかったけど・・・。
そのときの雰囲気で撮りたかったから止めて欲しくなかったんだよね。」

ユチョンはモニターを見たまま答えた。
画面ではもう次のシーンに移っていて、
僕が女性を後ろから抱きしめている


「さすがユチョン!変態!でも2回じゃなくて3回しただろ!!」
ユチョンをからかうジェジュンヒョン。


確かに・・・最後の一回はなんだったの・・・?
おまけに・・・舌まで入れようとするなんて・・!
ユチョンはあれも仕事だって言えるの・・?



「そうだったかな~?」
ニヤニヤしながらとぼけるユチョン。









「ジュンス、すごい綺麗だな。まるでほんとに女性みたいだ。
ユチョンがうらやましいな!ははは!」


ユノヒョンはさっきからこのシーンばっかり何度も巻き戻して見ては
しきりに感心している。



「ヒョン・・・見過ぎです。」

最終的にあきれたチャンミンがユノヒョンから
リモコンを取り上げてしまったのでMVのチェックは終了になった。






*******






数日後発売になった新曲のMVは瞬く間に
ファンの間で話題になって、
ユチョンのセクシーなキスの相手は誰かと、
ファンサイトやテレビ番組をかなり騒がせていた。








「本日のゲストは東方神起の皆さんです!」

トーク番組の収録。

もちろん質問はあのMVの話になる。







「今回の曲はユチョンさんだけ激しいキスシーンがありますが・・・」

司会の言葉にどきっとして僕の手のひらに冷や汗が滲む。
ユチョンも恥ずかしそうに、そうっすね~。
と言って笑っているだけ。



「あの美しい女性は誰か、ということがかなり話題になっていますが、
実際は誰なんですか??やっぱりそれは秘密ですか?」





美しい・・・?僕が?
ちゃんと女性に見えている事がちょっと嬉しくなって
ユチョンを見ると、満足げににっこりと微笑んでいる。





「あれは~・・・ジュンスですね~。」



「・・・!!!!」


おいっ・・・!ユチョン・・!!
何言ってんだほんと!それは言っちゃ駄目・・・!
司会の人、目がまんまるになっちゃってるよ、絶対驚いてるよ・・





「・・・なんてね?ふははっ♪秘密です。」
ユチョンは自分で言って笑ってる。


司会の男性も笑っているのでほんとに冗談
だと思ってくれたらしい・・
よ・・良かった・・・。







ユチョン・・・君と一緒に居たら
僕はいくら心臓があっても足りないかも・・・。

まだ笑っているユチョンを見ながら僕も笑った。



でも、こんな気持ちにしてくれるのも、ユチョン・・・君だけ。





これからも世界でただ一人、君だけが僕の愛する人。







「それでは東方神起のみなさん、よろしくおねがいします!!」

司会の男性の合図で、僕たちはステージに上がっていった。

輝くステージで僕たちは今日も奇跡を起こす。





You're my miracle.










fin.





ふうう完結いたしました。
ここまで書くともうスピンオフでユチョンサイド書きたいですねw
需要があれば書きたいと思います!w

いや、しかし、一回出来上がってから2回改稿して・・・
結構大変でした・・・><

とりあえず今日は寝ます!
お休みなさい!!><