◇視線をしきりに合わせる人の心理
相手と向かい合って話していても、あえてときおり視線をそらすことがあります。視線が合い過ぎるのはお互いに気恥ずかしいし、相手にも余計なプレッシャーを与えてしまうからです。
このため、普通はお互いに少し視線をずらして話をするのが自然です。ところが、しきりに視線を合わせてくる人も中にはいます。
あまり長く見つめられるとこちらの方が少し恥ずかしくなってしまうものですが、この場合、相手はこちらに対して好意を感じている可能性が高いと言えます。
なぜなら、相手に視線を向けたくなるのは、相手のことをよく知りたいという心の欲求から生じるもので、このような場合に、人は無意識のうちに視線を合わせる時間が長くなるからです。
したがって、相手がこちらを見ている時間が長い場合、その相手は自分に関心を持っている可能性が高いと考えて間違いないと思います。
◇相手を上目づかいで見る人の心理
上目づかいの視線は、相手に甘えたいという気持ちのあられです。
一般的に視線の上下の方向で、相手がどういう上下関係を望んでいるかがわかります。
たとえば、相手を見下すような視線はこちらより優位に立ちたいと考えている場合にあらわれますが、
見上げるような視線は、相手に敬意を示しているか、こちらに甘えたがっているときにあらわれる視線です。
とくに恋人から上目づかいで見られる場合、ふたりの恋愛関係はうまくいっている可能性が高くきわめて仲が良い証拠だと言えます。
ただし、三白眼で下から睨み付けるような上目づかいのときには、相手が何らかのマイナスの感情をこちらに伝えようとしているときなので注意してください。
三白眼は怖い目つきなので、同じ上目づかいでも相手を威嚇したりするのに効果があります。
◇しきりにまばたきをする人の心理
まばたきのペースは、普通3秒に1回くらいのものですが、人は弱気になっていたり緊張状態になると無意識にまばたきの回数が多くなります。
したがって、普段はあまりまばたきが気にならない人が、しきりにまばたきをするようになったら相当緊張しているとみて間違いありません。
もし、相手が異性であれば、こちらをかなり意識していることが考えらます。もしかすると、二人の関係が恋に発展するのを感じて、かなり緊張状態に入っているのかもしれません。
相手がこのような緊張状態の時には、あなたは優位に立っている場合が多いので多少は強気に出ても大丈夫です。
また、相手が気になる男性の場合には、ちょっと甘えた態度で相手の気を惹くのにも絶好のタイミングであると言えます。
さて、ここまで相手の目から心理を読み取るポイントを紹介しましたが、目は感情を最も素直にあらわす部分です。
表情だけではイマイチ読み取りづらい相手の心理も、目の動きが加わることで、かなり細かく分析できるようになるはずです。
参考にしてくださいね。^^