今日皆さんにご紹介する作品は「椿の庭」(21年度作品)。
富士純子(絹子-葉山の高台に住む老婦人)さん、シム・ウンギョン(渚-絹子の孫)、共演-田辺誠一(戸倉-実業家)さん、チャン・チェン(黄-絹子の税理士)、鈴木京香(陶子-絹子の娘/長女)さん等々、監督・脚本・撮影・編集-これが初監督作品となる写真家の上田義彦さん。
舞台-神奈川県は三浦半島、葉山の高台にある旧宅に住む老婦人の絹子と次女の忘れ形見である孫の渚。
孫の渚は日本人と韓国人のハーフ。家を飛び出した次女は韓国へ飛び、現地で韓国人と結婚。ご主人が亡くなり、シングルマザーになり1人娘を育てていたが交通事故で亡くなってしまい、日本で絹子と住んでいるということです。
これは良かったですよ。椿の庭にある睡蓮鉢の中で泳ぐ金魚、蓮の上にいるカマキリ、庭から見える葉山の海、庭の四季等々、このシーンを結構な時間撮ってるんですよ。凄く丁寧に撮られてる作品だなと思いました。