今日皆さんにご紹介する作品は「博士と狂人」(19年度米英仏香・アイルランド・アイスランド・メキシコ・ベルギー合作)。
メル・ギブソン(ジェームズ・マレー-独学で言語学者になった天才)、ショーン・ペン(ウィリアム・マイナー-殺人犯の元軍医)のW主演、共演-エディ・マーサン(マーシン-精神科施設の看守)、ナタリー・ドーマー(イライザ-マイナーに夫を殺された女性)、スティーヴン・ディレイン(リチャード・ブレイン-精神科施設所長)、監督と脚本-P・B・シェムラン、原作-サイモン・ウィンチェスター「博士と狂人 世界最高の辞書OEDの誕生秘話」。
舞台-イギリス、主人公は2人で英語を始めあらゆる言語に精通した言語学者-ジェームズ・マレー、もう1人は統合失調症により見知らぬ男性を銃殺し、精神科施設に強制収容された元軍医のウィリアム・マイナー。
ジェームズ・マレーは、言語学会からOEDを編纂せよという指令を受けます。この編纂するのに、彼は英国中に協力してくれという手紙を出すんです。
この手紙が、ウィリアム・マイナーの差し入れた本に挟まっていたんです。ウィリアム・マイナーはこれに一筋の光を見出だし協力することにします。
これ、良かったですよ。本来、繋がることがないであろう別々の世界で住む人間がちょっとしたことがきっかけで、繋がるんですからね。人生って不思議ですよね。
因みにOEDとは「オックスフォード英語辞典」の略称です。頭文字を取ってOEDと呼ばれているそうです。