Gmailのアカウントを3つ持っているのですが、そのうちの1つをディベート教育専用にしようと思い、現在、ブックマークやGoogleドライブ、お気に入り保存した記事などの整理を進めています。
その中で、ディベート関連のブログや記事がたくさん見つかったので、整理も兼ねて、特に参考になったブログをまとめておきたいと思います。(過去の記事と若干の重複ありです。)
私がディベートを教えていただいたコーチの1人でもあるak_debateさんによるブログ。総論、各論、ジャッジ、大会運営、ディベートの向き合い方、ディベート以外についても懇切丁寧にたくさん教えていただきました。
以下、私が特に何度も読み返した記事TOP3をご紹介。
即興型ディベーターは「ディベートノート」と「マターファイル」を持て
・これを教えていただいて、早速この2つを作りました。
・ルーズリーフのファイルでこのノート/ファイルを作りましたが、今ではリングが閉まるか閉まらないかのギリギリ、パンパンで、お守りみたいな存在にもなっています。
・練習でホームランを打てない人が本番で打てることはほぼない、ということで普段から80点を目指して、出力できるようにしておかないと大会で80点越えをするのは難しい......。ということで、そのために重要なポイントが解説されています。
・他の記事でロールごとの説明もあるのでぜひご覧ください。
・BPを始めた頃は「とにかくNEWを!」と考えがちな気がしますが、『5. 3チームより上になる理由を考える』これが重要ですよね。
JPDU Summer Seminar(通称「夏セミ」)2016で中級クラスを担当されていたyoujin2237さんによる、論題解説などの資料が豊富に掲載されているブログです。(ページ見たら名前書いておりますが一応......)(私は当時コミしていました、懐かしい......)
後輩とRyoso Cupに出場することになったときには、このページに掲載されている論題でプレパ練を行い、このブログを読んで復習する、という形で練習していました。
論題に対する考え方の解説や、「結局この論題では何を言えばよかったのか」といった点については、身近に質問できる人がいればスッキリ解決できますが、そうした環境がない場合、モヤモヤしたまま終わってしまうこともありますよね。
そういう意味でも、このブログは振り返りをしっかり行うことができる、非常にありがたい存在です。
Titech Cup 2017~理性とテクノブレイクの狭間で見えた景色~
KDSブログのいち記事。みつしさんがTitech Cupの各ラウンドでどんなプレパ・考え方をしていたのかということが書かれています。
少し脱線しますが、みつしさんのスピーチって、イントロを聞いただけで「確かに!」と納得させられて、それだけでもうVoteしたくなる(いや、実際してる)んですよね。私にとって、まさに理想形なんです。
もちろん、ロジックやメカニズムを細かく詰めて、相手の主張に一つ一つ反論していくスピーチも「すごいな〜」と思います。ただ、そういうのは聞きながら頭の中で整理して、「こっちのロジックは残ってるけど、あっちのインパクトも強くて……でもCrieria出して明確に比較してたのはこっちだし……」みたいに、かなり処理が必要なんですよね。私の場合、特にバブルのラウンドやブレイクラウンドだと、処理する前から「絶対こっちだ!」ってなることはあんまりないですね。
でも、みつしさんのスピーチには、そういう細やかさもありつつ、「もう絶対こっちだ」と自然に引き込まれてしまう力があるんです。
前に音源を集めていた頃、UTDSに自分以上のコレクターがいると知って衝撃を受けたこともありました。「この音源持ってる?」「持ってますよ笑」「くっ......じゃあこれは?」「え、それいつのですか?」みたいなやり取りをして、盛り上がったのを覚えています。みつしさんのスピーチイントロドン大会があったら私とその人がGFで対戦することになったに違いありません。でも、いまではご本人が音源をアップロードしてくださっていて、本当にありがたいです。
あと、もう10年くらい前ですが、ORでフィードバックをもらいに行ったら「どれを伝えようかな......。いろんなことを言い過ぎるのも良くないと思ってて、うーん、まずは〜かな。」って厳選したフィードバックをくださって!!!
これに当時の私はめちゃくちゃ衝撃を受けて!!!
自大学で先輩にフィードバックをもらうときとか、自分がフィードバックするときは気になったことを余すことなく全て伝えるスタイルだったけど、何でもかんでも言えばいいってわけではないのか!と。
その人にとって何がまず解決すべき課題なのかを見定めてコメント、かっこいい......。これは今私が高校生にフィードバックするときのコアになってますね。
ブログの話からめっちゃ脱線してしまった。この記事はおそらく私が人にシェアした数が一番多い記事です。
「アーギュメントの詳細が詰められない」
「counterfactualが浅くなる」
いろんな質問を受けてきましたが、「まずは因数分解して問いをたててみよう!」と言ってこの記事を渡しています。笑
前に後輩に、「Counterfactualが考えられません。例えばTHR the concept that God existsってモーション見て(OGで)まず何を考えますか?」って質問されたときも、この記事を渡しました。笑
もう5年くらい前のことなので、今プレパして100%全く同じ思考はしないかもだけど、↓こんな感じの返信をしました。(まんまコピペ)
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OG[Gov]
・opposeじゃなくてregretだからちゃんとCF分析して、この概念がない世界線betterまで示す
・the concept of Godとthe concept that God existsに差があるか
→私は別に神様の存在を信じているわけじゃないけど、神の定義が自分の心の拠り所とするものの偶像とするならば差別化できる?
→神が存在するという概念にユニークな話をしなきゃいけないな
→イントロかmodelでここでの神は各宗教の偶像としての神って言った方がいいかな
→いや待て待て、THR riligionsとこのmotionの違いはじゃあなんだ?
→宗教はあってもいいが、神が存在するという概念がだめともなる?→偶像崇拝しない宗教もある
→じゃあ神ってなんだ?
→自分のことを監視する存在、輪廻転生を決める存在、信じるものの偶像..etc.
・いつからこの概念あったのか
・誰が概念を作ったのか、どうやって生まれたのか
・なぜこの概念は(科学のある)今もあるのか
→科学がなかった時代の人の拠り所だった=今も続いている
・この概念があることによる問題は何か
→紛争、宗教?
→規律が変わりにくい?→人間が決めたものなら変えやすいが神が作ったと言われたら変えにくい
→
・Oppがどんなことをいう?
→セキュリティ、治安(神がみている、輪廻転生に関わると言われることで行動を改める)
→宗教のunityをenhanceしている、宗教がgoodっていうスタンスなら神の存在はあった方がいい
・C.F.はどんな世界?なんでそう言える?
→宗教の有無という分岐
<宗教=無の場合>
→宗教が生まれない、生まれにくい?廃れやすい?extentの話?
<宗教=有の場合>
→神の存在を前提としない宗教が生まれる
→宗教自体がrole modelに基づくようなものや、マインドフルネスなど科学的根拠のもの?
(うわ〜opposeじゃなくてregretだしプロ倫的には富の蓄積→今のような経済が起こらないとかになるんか!?)
→歴史的には神はいないがこういう生活した方がbetterだよねって先人が言ってるよっていう感じの宗教になるのかな
→Gov的にはその時の価値観に応じてアップデートされやすいとか話せそう
ってブレストしてみた!
C.F.を考えられない、っていう課題に基づくと、
①motionやキーワード、situationの細分化、因数分解(http://keiodebate.org/blog/titech-cup-2017/)
②そもそも論に帰る(そもそもなぜ生まれた?など)
③近しい関連したものとの差別化(THR religions.など)
っていうのが大事な気がするかな!
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うん、やっぱりこの記事シェアしてましたね。
あと、Aoyama Woman's Cup 2020のTHR that people expect to have reciprocal relationships between friendsでMOをしたときも、(いや結果は負けたんですが)この記事で書かれていることをフルに発揮して、個人的にはめちゃめちゃいい話ができました。
もっとああ言えたなとか、MGへの反論雑だったなとか反省はあるんですけど、Motion Maker様からアイデアを褒めていただいたのでもう気持ちは優勝ですね、はい。
まだ読んでないよって方にはぜひぜひお勧めしたい記事ですね。
今振り返ってみると、自分の血肉になっている考え方などはまさおくんの影響がバチバチに大きいのではないかと思います。
こんなに長期間!密に!練習を見ていただき!指導をしていただいたのは!自分のインステの先輩を入れたとしても、まさおくんがTOP of TOPなのではないかと思います。
そんなまさおくんのブログですが、魅力がた〜くさんあります。
厳選してTOP3をあげるとすると、
① モーション解説が豊富
しかも何がすごいって、「こういうときはこういう考え方をしよう」とか「こういうところまで説明しよう」っていうところまで解説されていて、汎用性が高い!!!
解説されているモーションだけで終わらない、学びがめちゃある!!!
② 資料の質が高すぎる
得意げにCJSモーションを出して、ジャッジしてコメントしたあと、詳しく知りたい人はまさおくんのブログにあがってる資料見てみてねって言ってリンク渡しちゃっている。
CJSに強くなろう!と思って、学部生のときに法学部の刑法入門を受けたことがあったけど、ワンセメスター刑法の授業を受けて勉強するよりも圧倒的に学びが大きい。(「お前が授業に集中していなかっただけでは?」という異論なら受け付ける)
私もあらためて復習してみようと思います。
③ 他ではなかなか知ることができない情報が豊富
たとえば大会運営、たとえばジャッジ(踏み込んだ具体)、たとえばMotionの作り方、発信している人がいないわけではないけど、とにかく具体的でわかりやすい。
個人的に、特にMotionの作り方に関する記事はすごい。
もちろんMotion作りたい→できない( ´Д`)y━・~~ という状況でも有益だけど、普通に読んでも、ディベーターとして意識するべきところに関する解像度がすごく上がる。
Motion作らないといけないときなんてないしという人でも、ディベーター目線で見て勉強になること間違いなし。
+α:あと、Asian大会に出た感想/解説に関する記事では、3モーションをみて、どういう思考でVetoを決めたのかが書かれているものがあって、それが「なるほどね〜〜」ってなる。あと単純に読んでて面白い。
本当に本当におすすめです。
ここまで書くのに、かなりエネルギーを使ってしまいました。
ここからはちょっと簡単にまとめて、また後で追記したいと思います。
恥ずかしながら、ブログの存在を知ったのは後からだったのですが、掲載されているレクチャー資料には本当にお世話になりました。
特に「How to judge BP rounds」という資料は、とても参考になりました。
久しぶりにBPジャッジをしてみると、説明の仕方や型が変わったなあと感じる場面が多くて、「やっぱりトレンドがあるのかな?」と思うこともありますが、やはり本質は変わらないんだなあと改めて思いました。
言わずもがな、という感じですが一応。
各記事がすごく濃密で、読み応えあります。
練習方法とか、プレパで大事なこととか、すぐに活かせそうなことも盛りだくさん。
まだブックマークだけして読めていないブログもあるので、それもまた後で読んで追記したいと思います。