トンデモ逆浸透膜浄水器ネオスを嘘まみれの宣伝を使って販売している悪徳企業コーウェイに関しては
こちらを参照
「逆浸透膜(RO)は水道中のストロンチウムを除去できない」と言う大嘘がネットで流れている経緯は
こちらを参照
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本年もよろしくお願いします。
さて、震災直後にRO浄水器ユーザとなってから年月もたち、フィルタ交換なども、
ちょくちょくしているわけですが、良心的なRO業者さんのサイトなどで、
フィルタ交換のHOWTOなども公開されるようになってきていますから、
いまさら、私ごときが、それをネタにするのも面白くないので、
需要があるか、はなはだ、怪しいのですが、自己満足ネタで一筆。
アンダーシンク型のRO浄水器には圧力タンクという、浄水をためるタンクが
付属しています。
このタンクの中に、雑菌なぞが侵入して繁殖してしまうリスクがあると
言われており、このリスクヘッジに、UV殺菌灯等を装備したRO浄水器セットが
売られていたりします。
素人考え的には、「どういう経路で細菌が侵入すると言うのだ?」と言う
素朴な疑問があり、「本当にそんな対策をしないといけないのかなぁ?」
と言うのが本音なんですが、
都心のone roomマンションに設置したRO浄水器(というよりは、RO実験装置)に関しては、
頻繁に、配管の変更や、各種センサの抜き差しなぞをやっているために、
「俺のセットに関しては、雑菌侵入しまくりに違いない!!」
と言う個人的な心配はハンパなかったのです。
とは言っても、
「RO用のUV殺菌灯程度のパワーで殺菌なんぞできるもんか!」と言う意見もあり、
UV殺菌灯には手を出す気にもなれず、
「殺菌目的ならば、ビューラックス(塩素)を付加するのが確実!」と言う意見に対しても
折角のおいしいRO水に塩素を足すなんて台無しでは・・・
と言う思いも強く、
日本のROユーザでは一般的ではないようなんですが、
細菌リスクヘッジ目的に、導入したのが、
「CRYSTAL QUEST® UF Membrane Capsule」
( -> http://www.crystalquest.com/water-filter-replacement-cartridge.htm )
であります。
ROエレメント程ではないにしても、非常に目が細かいUFフィルタと言うフィルタで、
細菌類は通過する事はできません。こいつを蛇口に直前に配置することで、
RO実験装置内で細菌が繁殖しようとも、蛇口の直前でブロックしようという目論見です。
蛇口直前のRO+DI浄水しか通りませんから、フィルタの目がつまるまでには、
相当の時間がかかって長持ちするんでは?と期待していたのですが、
このUFフィルタ前段に配置していあるポストカーボンフィルタを交換したおりに、
カーボンの粉を排出するための初期通水をちゃんとやらなかったばかりに、
UFフィルタにカーボン粉が付着すると言う失敗をやらかしてしまい、
UFフィルタ交換する羽目になりました。
このUFフィルタは、20数ドルのお値段。
↑こんな感じで、ワンタッチ継ぎ手が両端についていて、
1/4TUBEの途中に簡単に挿入できるようになってます。
両端の青いリングは、TUBEが抜けないようにするためのロッククリップです。
取り付け方法は、蛇口につながる1/4TUBEの途中をカットして、
青いロッククリップを外して、ワンタッチ継ぎ手に、TUBEをしっかり差しこみ、
ロッククリップを差しこむだけ。
安直に、one roomのシンク上の網棚に、↓みたいにくくりつけてます。
透明ハウジングの中のUF膜が目視できますので、
どれくらい汚くなったかが一目瞭然でわかります。
ちなみに、以下が、カーボンの粉で黒くなってしまったUFフィルタ・・・
ポストカーボンを交換する前には、真っ白で、「まだまだ持つぞ!!」って
感じだったんだけどなぁ・・・
---------------------------------------------------
コメントを頂いて・・・
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「雑菌がタンクにわく危険性ってあるんですか?」
というコメントを頂いたわけですが、
これに関しては、RO経験、ほぼ2年の私には、本当の所はわからないんです。
知っている事実だけ、列挙しますと、
(1)USのRO SHOPで、殺菌UVランプを装着したモデルはよくみかける。
(2)だが、UVランプを装着していないモデルも普通に売られている。
(3)この記事で紹介したUFフィルタカプセルはUSでもメジャーではない
(4)"How to clean pressure tank"でググると
圧力タンクは年に1回、塩素で洗いましょう的な情報が、
初心者向け情報サイトに掲載されている事もある。
(5)2chのRO研究所板では、雑菌対策に関しては
(A)不要だろ、そんなもん派
(B)小さいUV程度の紫外線で殺菌できるわけがない。UVは意味がない派
(C)UVは意味が少ないかも知れんが海外でそんなセット売ってるんだから気休めでUV使う派
(D)塩素付加すれば確実に殺菌できるんだから心配なら塩素足せ派
(E)UFフィルタは菌を通さないぜ派
など、色々・・・
ちなみに、仕事の関係で、インドのIT会社の役員(=当然お金持ち)に、
「おいらは、日本人には珍しい電子工作ROオタクなんだぜwww」と自慢しながら
実験装置の写メを見せたら、
「おまえ、UVフィルタをつけとるか?何?つけとらのか!?UVは必須だぜ!!(インドでは)」
と言われました(笑)
でも、上記(A)~(E) の議論が出ていたものだから、
自分なりに考えて、UFフィルタを導入した、と言う次第です・・・
RO業 1X年という、良心的なRO屋さんが日本にもいくつかありますから
そういうRO屋さんのブログなどで、質問するのも、良いのではないでしょうか・・・
と、最後は、他人にふっちゃいます・・・
しょせん、ニワカオタクなので・・・・
------------------------------------
さらにコメントを受けて・・・
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「関西のRO○房さんはどうでしょう?」というコメントを頂いたわけですが、
私も、このROショップさんのブログ情報はよく参考にさせてもらってます。
ブログ発信されている情報の質が高いですね。
私自身は、こちらのお客さんにはなったことはないのですが、
ユーザになった方や、見積もりの依頼をされた方と、ネット上で
少しやりとりした事はあり、良心的な仕事をされているな、と言う感じです。
正直、価格は高目だと思いますが、購入希望者に
事前に水圧計を貸し出し、ポンプの必要・不要を判断できる
ようにするなど、手厚い対応を取っている事から、
高目の価格は、こういった手厚い対応に対するサービスコスト
と考えれば、妥当な値段でありましょう。
私自身は、DIY派であり、また、DIY推奨派でもあるので、
無条件に、「RO○房さんはお薦めですよ」と言うスタンスでは
なかったりします。
(1)DIYする時間がとれずお金に余裕がある人
には、「RO○房さんはお薦めですよ」と言いますが
(2)DIYする時間がとれる人、お金を節約したい人
には、「DIYも検討してみたらいかが?」と言うスタンスです。
円安に振れてきて、個人輸入価格が上がってきたとはいえ
USからの個人輸入で、3万~4万ぐらいで1セット購入できます。
(DIYに参考になる情報に関しては、http://reverseosmosis.wiki.fc2.com/)
DIYは自己責任なわけですが、DIYではじめれば、
毎年のフィルタ交換も人任せにしないで自分で交換できるように
なりますから、ランニングコストも下げられますし。
酔狂な電子制御をやろう、なんて事まで考えなければ、
ROのDIY導入&取り付けは、敷居が思ったより低いとおもいますね。
普通の主婦の方が個人輸入&DIYしてたりしますし。
こちらを参照
「逆浸透膜(RO)は水道中のストロンチウムを除去できない」と言う大嘘がネットで流れている経緯は
こちらを参照
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本年もよろしくお願いします。
さて、震災直後にRO浄水器ユーザとなってから年月もたち、フィルタ交換なども、
ちょくちょくしているわけですが、良心的なRO業者さんのサイトなどで、
フィルタ交換のHOWTOなども公開されるようになってきていますから、
いまさら、私ごときが、それをネタにするのも面白くないので、
需要があるか、はなはだ、怪しいのですが、自己満足ネタで一筆。
アンダーシンク型のRO浄水器には圧力タンクという、浄水をためるタンクが
付属しています。
このタンクの中に、雑菌なぞが侵入して繁殖してしまうリスクがあると
言われており、このリスクヘッジに、UV殺菌灯等を装備したRO浄水器セットが
売られていたりします。
素人考え的には、「どういう経路で細菌が侵入すると言うのだ?」と言う
素朴な疑問があり、「本当にそんな対策をしないといけないのかなぁ?」
と言うのが本音なんですが、
都心のone roomマンションに設置したRO浄水器(というよりは、RO実験装置)に関しては、
頻繁に、配管の変更や、各種センサの抜き差しなぞをやっているために、
「俺のセットに関しては、雑菌侵入しまくりに違いない!!」
と言う個人的な心配はハンパなかったのです。
とは言っても、
「RO用のUV殺菌灯程度のパワーで殺菌なんぞできるもんか!」と言う意見もあり、
UV殺菌灯には手を出す気にもなれず、
「殺菌目的ならば、ビューラックス(塩素)を付加するのが確実!」と言う意見に対しても
折角のおいしいRO水に塩素を足すなんて台無しでは・・・
と言う思いも強く、
日本のROユーザでは一般的ではないようなんですが、
細菌リスクヘッジ目的に、導入したのが、
「CRYSTAL QUEST® UF Membrane Capsule」
( -> http://www.crystalquest.com/water-filter-replacement-cartridge.htm )
であります。
ROエレメント程ではないにしても、非常に目が細かいUFフィルタと言うフィルタで、
細菌類は通過する事はできません。こいつを蛇口に直前に配置することで、
RO実験装置内で細菌が繁殖しようとも、蛇口の直前でブロックしようという目論見です。
蛇口直前のRO+DI浄水しか通りませんから、フィルタの目がつまるまでには、
相当の時間がかかって長持ちするんでは?と期待していたのですが、
このUFフィルタ前段に配置していあるポストカーボンフィルタを交換したおりに、
カーボンの粉を排出するための初期通水をちゃんとやらなかったばかりに、
UFフィルタにカーボン粉が付着すると言う失敗をやらかしてしまい、
UFフィルタ交換する羽目になりました。
このUFフィルタは、20数ドルのお値段。
↑こんな感じで、ワンタッチ継ぎ手が両端についていて、
1/4TUBEの途中に簡単に挿入できるようになってます。
両端の青いリングは、TUBEが抜けないようにするためのロッククリップです。
取り付け方法は、蛇口につながる1/4TUBEの途中をカットして、
青いロッククリップを外して、ワンタッチ継ぎ手に、TUBEをしっかり差しこみ、
ロッククリップを差しこむだけ。
安直に、one roomのシンク上の網棚に、↓みたいにくくりつけてます。
透明ハウジングの中のUF膜が目視できますので、
どれくらい汚くなったかが一目瞭然でわかります。
ちなみに、以下が、カーボンの粉で黒くなってしまったUFフィルタ・・・
ポストカーボンを交換する前には、真っ白で、「まだまだ持つぞ!!」って
感じだったんだけどなぁ・・・
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コメントを頂いて・・・
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「雑菌がタンクにわく危険性ってあるんですか?」
というコメントを頂いたわけですが、
これに関しては、RO経験、ほぼ2年の私には、本当の所はわからないんです。
知っている事実だけ、列挙しますと、
(1)USのRO SHOPで、殺菌UVランプを装着したモデルはよくみかける。
(2)だが、UVランプを装着していないモデルも普通に売られている。
(3)この記事で紹介したUFフィルタカプセルはUSでもメジャーではない
(4)"How to clean pressure tank"でググると
圧力タンクは年に1回、塩素で洗いましょう的な情報が、
初心者向け情報サイトに掲載されている事もある。
(5)2chのRO研究所板では、雑菌対策に関しては
(A)不要だろ、そんなもん派
(B)小さいUV程度の紫外線で殺菌できるわけがない。UVは意味がない派
(C)UVは意味が少ないかも知れんが海外でそんなセット売ってるんだから気休めでUV使う派
(D)塩素付加すれば確実に殺菌できるんだから心配なら塩素足せ派
(E)UFフィルタは菌を通さないぜ派
など、色々・・・
ちなみに、仕事の関係で、インドのIT会社の役員(=当然お金持ち)に、
「おいらは、日本人には珍しい電子工作ROオタクなんだぜwww」と自慢しながら
実験装置の写メを見せたら、
「おまえ、UVフィルタをつけとるか?何?つけとらのか!?UVは必須だぜ!!(インドでは)」
と言われました(笑)
でも、上記(A)~(E) の議論が出ていたものだから、
自分なりに考えて、UFフィルタを導入した、と言う次第です・・・
RO業 1X年という、良心的なRO屋さんが日本にもいくつかありますから
そういうRO屋さんのブログなどで、質問するのも、良いのではないでしょうか・・・
と、最後は、他人にふっちゃいます・・・
しょせん、ニワカオタクなので・・・・
------------------------------------
さらにコメントを受けて・・・
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「関西のRO○房さんはどうでしょう?」というコメントを頂いたわけですが、
私も、このROショップさんのブログ情報はよく参考にさせてもらってます。
ブログ発信されている情報の質が高いですね。
私自身は、こちらのお客さんにはなったことはないのですが、
ユーザになった方や、見積もりの依頼をされた方と、ネット上で
少しやりとりした事はあり、良心的な仕事をされているな、と言う感じです。
正直、価格は高目だと思いますが、購入希望者に
事前に水圧計を貸し出し、ポンプの必要・不要を判断できる
ようにするなど、手厚い対応を取っている事から、
高目の価格は、こういった手厚い対応に対するサービスコスト
と考えれば、妥当な値段でありましょう。
私自身は、DIY派であり、また、DIY推奨派でもあるので、
無条件に、「RO○房さんはお薦めですよ」と言うスタンスでは
なかったりします。
(1)DIYする時間がとれずお金に余裕がある人
には、「RO○房さんはお薦めですよ」と言いますが
(2)DIYする時間がとれる人、お金を節約したい人
には、「DIYも検討してみたらいかが?」と言うスタンスです。
円安に振れてきて、個人輸入価格が上がってきたとはいえ
USからの個人輸入で、3万~4万ぐらいで1セット購入できます。
(DIYに参考になる情報に関しては、http://reverseosmosis.wiki.fc2.com/)
DIYは自己責任なわけですが、DIYではじめれば、
毎年のフィルタ交換も人任せにしないで自分で交換できるように
なりますから、ランニングコストも下げられますし。
酔狂な電子制御をやろう、なんて事まで考えなければ、
ROのDIY導入&取り付けは、敷居が思ったより低いとおもいますね。
普通の主婦の方が個人輸入&DIYしてたりしますし。