久々にGREEの企業公式アカウント除いてみたらファン数(友達数)が減少していた件 | 芝辻幹也のグダるブログ♪

久々にGREEの企業公式アカウント除いてみたらファン数(友達数)が減少していた件

以前のエントリで
世間ではFacebookが騒がれているが、国内ではGREEもなかなか相当凄いんじゃないかと思う件 」という内容のものを書いた。


その続編のようなエントリである。


たまたまGREEのローソン企業公式アカウントを除くと、友達数が減少していたのに驚いた。
下記は今年の4月15日時点と7月24日時点のローソンの企業アカウントの画面キャプチャである。


Lawson_comp


そこで以前のエントリで取り上げた、”ローソンのあきこちゃん”と”リクルートのSUUMO”のGREEとFacebookの企業公式アカウントをのファン数(友達数)を比較してみた。


Fb_gree_2



Facebookの公式アカウントのファン数が両社とも伸びている一方、GREEの公式アカウントの友達数は減少している。ローソンのアカウントに関しては、GREEの友達数をFacebookのファン数が抜いている。


Facebookの日本国内ユーザーが400万人弱なのに対し、GREEの会員数は2500万人を超えており、プラットフォームのユーザー数が多いことがファン数(友達数)を多く獲得できると考えていたが、どうやらそうではないらしい。


GREEのユーザーの多くはゲーム中心としてプラットフォームを利用しており、Facebookユーザーはどちらかと言うとコミュニケーションを重視し利用されていると考えられるように、ユーザーの各プラットフォームの利用目的が全く異なるのである。



GREE へ企業公式アカウントを作って運用する、Facebookと同じやり方をしてもなかなか上手くいかない可能性があることが分かった。だが、GREEの会員 数はFacebookよりも多いため、企業がマーケティングを行う上では非常に魅力的な場である。もちろん広告と言う考え方もあるだろうが、企業が GREEのプラットフォームを利用しユーザーに訴求するのであれば、やはりゲーム要素(ソーシャルアプリ)を取り入れるのが良いだろう。



下記にいくつか事例を紹介する。


1.日清食品
GREE内の人気コンテンツ「釣りスタ!」とカップヌードルタイアップ企画「ECOプロジェクト」
通常魚を釣るゲームを、空き缶を釣るというECOを意識したゲームにアレンジ。若者に無理なくECOを訴求した。


Gree_tsurista_3


■参考記事:
リーディングカンパニーのWEB戦略に迫る
http://www.mdn.co.jp/di/articles/487/?page=2
GREE、日清『カップヌードル』と共同でECOプロジェクトを展開
http://m-gree.com/press/archives/137




2.日本クラフトフーズ(クロレッツ)
シュガーレスミントガム「クロレッツ」と「GREEソーシャル・アドアプリ」「KISS」をテーマにしたタイアップキャンペーン。
ゲー ムを通じて、商品やサービスの魅力を伝えるGREEの新広告商品「GREEソーシャル・アドアプリ」を活用した初めてのタイアップキャンペーン。クロレッ ツは「KISS」をテーマとしたプロモーションを展開し、「KISS」にちなんだオリジナルのリズムゲーム「KISS×DANCE」をソーシャルアプリと して提供した。


Gree_clorets


■参考記事:
シュガーレスミントガム「クロレッツ」×「GREEソーシャル・アドアプリ」「KISS」をテーマにしたタイアップキャンペーン実施
http://www.gree.co.jp/news/press/2011/0105.html
クロレッツ公式アカウント
http://gree.jp/kiss_clorets/



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